円周率を書き連ねる本、クレイジーで最高
netgeek 2019年5月6日
|
信じられないような書籍が見つかったとネット上がざわついている。1ページ開くと何が起きているのかすぐに理解することができた。
非常にシンプルな表紙。
出典:https://twitter.com/soukurokimyan/status/1124591116236386305
本の正式名称は「円周率1000000桁表」で、中身は基本的に文章がなく、ただひたすら円周率の数字が羅列されているというもの。この調子で最初から最後までずっと円周率が並んでいる。
著者からのメッセージ。「円周率は無限に続く。100万冊でも足りない」
1996年に出版されてから何度も改定を重ねているようだ。バージョン管理にも円周率を使っている。
著者は東京大学特任准教授を経てGoogleでソフトウェアエンジニアとして勤務する牧野貴樹氏。この他、暗黒通信団の代表作としては他にも素数表の出版もある。
▼同じようなシリーズ。
▼数学が好きな人はコレクションしているようだ。
「円周率1000000桁表」はネット上で面白いと話題になり、現在、Amazonの代数・幾何カテゴリーでベストセラー1位を獲得している。税込み339円だが税抜きだと314円。こんな数字にもまた遊び心が溢れており、非常にユーモラスだ。