レーザーカッターで海苔を切った弟、商品化で大儲けできると話題に
netgeek 2019年4月18日
|
まだ学生の弟が専門知識を活かして海苔を切っていたと写真がアップされた。ネット上が盛り上がる中、話は思わぬ方向に発展していく。
繊細で美しい作品。
出典:https://twitter.com/hiyoragi9jo/status/1117755885042819072
これは技術と発想が生み出した芸術作品だ。日本独自の文化である海苔をここまで綺麗にできたのは素晴らしい。
使ったレーザーカッターは工業用のもので通常は木を切ったりするために使うもの。予めインプットしたデータにあわせて機械が自動的に切り出してくれる。今回、食べ物に使うにあたってはアルコールで拭いたとのこと。
▼実際にレーザーでカットしているところ。海苔が燃えないように風を当てているのがポイント。
ネット上では写真が拡散され「商品化すれば儲かる」「売れると思う」「買いたい!」「インスタ映えする!」などと絶賛する声が飛び交った。これは確かに商売として成り立つかもしれない。
意外な落とし穴。
しかし同じことを考えている人はいるもので、調べたところ、同様の海苔の作品が2012年にグッドデザイン賞を受賞していたことが分かった。
※海野海藻店 (茨城県) と株式会社アイアンドエスビービーディーオー (東京都) が受賞。
さらにキャラクター化されて商品として売り出されていることも判明。Amazonで誰でも購入することができる。
▼ちびまる子ちゃんシリーズ。
▼スヌーピー。
▼ふなっしーも!
ここまで企業が進出している現状では、おそらく今からでは特許取得も難しいだろう。ビジネスはときに先手必勝。弟が生まれるのがもっと早ければまた違う結果になっていたかもしれない。
Comments (1)