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ファーウェイが新聞に大規模広告 「新聞社への口封じの賄賂」という見解も

netgeek 2018年12月27日
 

中国のHUAWEI(ファーウェイ)が「日本の皆様へ」とあてた大規模な意見広告を新聞を掲載した。しかしその内容には特に価値はなく、事実上の新聞社への賄賂だという見方が広まっている。

広告を見た人が驚いて写真をアップ。

▼日本経済新聞。なんとカラーの全面広告だ。内容は「ファーウェイは安全です。余計なものはありません」ということが書かれている。

▼どこの新聞かは不明。カラー広告。

出典:https://twitter.com/GambaVernon/status/1078151666967314432

▼こちらも新聞名は不明。モノクロの広告だ。

出典:https://twitter.com/retta0714/status/1078094520430915584

これにあわせてファーウェイ公式Twitterはウェブでもメッセージを掲載したと告知した。

正直なところ、こんなことをしても失われた信頼を取り戻すことはできず、無駄な努力としか思えない。

日本政府はすでに政府機関と自衛隊でのファーウェイ、ZTE排除を決めており、ドコモ、ソフトバンク、au(KDDI)も政府方針に追随する。国によってはファーウェイを5Gから排除するところもあり、これから日本もどんどん締め付けが厳しくなっていくと思われる。

日経新聞の広告料金は1ページで2,040万円(税別)。

さらにカラーにすると追加で490万円もかかる。

ファーウェイは多額の広告宣伝費を投じたようだが、それに見合うリターンは期待できない。読者が広告を目にしてもファーウェイの売上はさほど増えないだろう。

もっとも、深田萌絵‏氏はこの広告出稿は事実上の新聞社への賄賂なのだと考察する。

不特定多数が情報発信するウェブはともかく、テレビ・新聞といったマスコミの情報発信は金次第で操作が可能だ。例えば「羽鳥慎一モーニングショー(テレビ朝日)」ではファーウェイからお金を受け取ったうえで、擁護する番組をつくっていたことが明らかになった。

参考:【炎上】ファーウェイ擁護のモーニングショー、ファーウェイのCMを流していた

番組では玉川徹氏が「(ファーウェイを排除はとんでもない!)中国がアジアの覇権国になったとき日本はどうするんだ!」と奇妙な主張を展開していた。それに前後してファーウェイのCMが流れるのだからもはや呆れてしまう。

今後は新聞のファーウェイ報道が変化しないかどうかに注目したい。

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