8万人集まった五輪ボランティア、44%が外国人の危機
netgeek 2018年11月26日
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2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は大会ボランティアへの応募が8万人を超え、目標を達成したと発表した。
目標達成で安堵…と思いきやそうでもない。
武藤敏郎事務総長は20日、大会ボランティア募集が無事うまくいったと報告した。
会見時点で集まったのは8万1,035人で人数は十分。しかし、後にこの数字にはとんでもない落とし穴があることが分かる。
分野では競技、式典が人気で、車を運転する移動サポートは少数。偏りはあり。
男女別では女性のほうが多いものの、うまくバランスがとれており問題はなさそう。
しかし国籍で分けるとなんと外国人が44%もいる。これは果たして本当に大丈夫なのだろうか?
外国人の場合はそもそも日本語が使えない、うまくコミュニケーションがとれないなど、応募があっても不採用になることが多い。この点は武藤敏郎事務総長も「外国人比率が予想以上に多い」とコメントしたうえで日本語能力に懸念を示していた。
五輪ボランティアの応募フォームは英語版のページも用意されており、日本語ができなくとも応募することができた。
過去のオリンピックを参考にして考えるに最終的な外国人比率は10%ほどになるという予想もある。そうすると8万人を割ることになり、やはり人数的にはまだまだ油断はできないのではないか。残念ながら、まだ喜べないのが実情だ。
他方で、東京都が募集する都市ボランティアは目標2万人のうち1万5,180人でまだ未達。応募期間を延長して引き続き応募を求めていく。
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