引越し先でじっとこちらを見ていた灰色猫の話
netgeek 2018年11月16日
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灰色猫との出会い。
ステファニーは引っ越し作業を終わらせた後、一匹のシャイそうな猫が道路を挟んだ木からこちらを見ているのに気づいた。
この猫もまたご近所さんということだろうか。
6年前、ステファニーはこの猫が自分の人生を大きく変えることになろうとは思いもしなかった。
猫は家の近くまできってじっと見つめてくる。食べ物がほしいのだろうか。
近所の人に聞いたところ、前の住人が引っ越した4年前にいつくようになり、毎日ご飯をあげているのだという。
ステファニーもご飯をあげることにした。猫は毎日ステファニーの家に来るようになった。
当初、猫は警戒しており、ステファニーが家の中に入るまでご飯を食べなかった。いつも慎重にポーチまで上ってきて、ご飯を食べ終わると走って逃げる。なかなか心を許さず、このようなやり取りが1年続いた。
「猫は徐々に家の近くにいる時間が長くなりました。私は猫のためにゴム製のコンテナーと温かいブランケットをプレゼントしました。猫は、特に寒い日と嵐の日はコンテナーの中にいると安全なのだと理解したようでした」
猫はすっかりステファニーを信頼するようになり、リラックスした様子でくつろぐようになった。猫のことは相棒という意味で「バディ」と呼ぶことに。
「ときどき、寒い嵐の夜は家の中に入って眠ります。徐々に家の中に入ることに慣れていっているみたいでした」
ある日、バディは撫でさせてくれ、羽のおもちゃを見せたら元気にじゃれつくようになった。
家の中では窓際がお気に入りで鳥やリスを眺める。
これは初めて抱っこさせてくれたときの写真。
「腕の体温に包まれ、ゴロゴロ喉を鳴らして気持ちよさそうにしていました」
「バディは食いしん坊でグルメ。言うまでもなく太っています」
昨年、バディは外に住むことをやめる決意をしたようだった。100%インドアな家飼いの猫になったのだ。
「バディは王様のように振る舞っています」
バディと出会って6年目。
「バディは私に人生の楽しさを教えてくれました。私のことを飼い主として選んでくれて本当にラッキーだったと思います」