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スクープがない安田純平、あるのは捕まった体験記ばかり

netgeek 2018年11月7日
 

シリアで拘束された安田純平について、マスコミは「命がけで仕事をしたから」という論理で英雄扱いしがちだが、netgeekでは違う見方を提示したい。

スクープがなく、捕まった体験記ばかり。

あなたはこれまで安田純平が命がけで入手した情報を見聞きしたことがあるのだろうか?いくら検索で調べても特に目立った功績はなく、安田純平が果たして本当にジャーナリストなのかどうかすら疑問に思えてくる。

ここで一つの目安として安田純平がこれまで出版した3冊の本を分析してみたい。英雄扱いされるに値する戦場ジャーナリストなら、貴重な情報を記しているはずだ。

(1)2004年。「誰が私を「人質」にしたのか―イラク戦争の現場とメディアの虚構」

内容要約。

イラクで捕まった際にマスコミに「人質」として報道されたが、武装勢力が交換条件を提示しなかったのだから人質ではない。身代金の要求もなかったし、スパイじゃないかと疑われて拘束され、疑いが晴れたから釈放されただけだ。

…という内容。要するに人質体験記。

(2)2010年。「ルポ 戦場出稼ぎ労働者」

世界には貧しい人が危険地帯に送られ、派遣労働者として働いている人たちがいる。自分もイラク軍基地訓練施設で出稼ぎ労働者として仕事をしてみた。

イラク軍の訓練施設というのはそんなに危険なのだろうか?むしろ最も身の安全が確保されている場所なような気がする。戦場ジャーナリストとしてもっと悲惨な現地の様子を伝えてくれるのかと思ったが、そうではなさそう。一言で言うとウマルン滞在記。

(3)2016年。「囚われのイラク」

2004年の4月14日にイラクで武装勢力に拘束され、17日に釈放された。そのときの一部始終を綴った記録で、一冊目と同じく人質体験記。

驚いたことに戦場ジャーナリストとして本質を突くような書籍はゼロ。現在、安田純平を英雄扱いしている人はこの実態を知らないのではないか。ただ危険地帯に行くジャーナリストというイメージだけで判断しているように思える。

そして、おそらく今回の3年4ヶ月に渡る拘束生活も書籍化するのだろう。そうすると4冊中3冊が人質体験記ということになり、これはもはやジャーナリストではなくプロ人質。

ジャーナリスト安田純平としての仕事の成果はかなり脆い。

続き→【速報】安田純平がシリア拘束体験記を出版へ

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