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【炎上】「世界の果てまでイッテQ!」がラオスの文化を捏造か

netgeek 2018年11月8日
 

11月5日に放送された「世界の果てまでイッテQ!」の企画「橋祭りinラオス」で文化の捏造がなされた疑いがあると週刊文春が指摘した。

ラオスの祭り文化として紹介したものは、でっち上げ?

番組ではラオスの首都ビエンチャンで「橋祭り」が行われていると紹介したうえで、宮川大輔が25mある橋を巨大なボールを避けながら走った。

スリルある映像なのでテレビ局としては視聴率が期待できる内容だろう。番組ではこのような橋祭りが東南アジアで大流行しており、地域ごとに独自ルールが設けられていると紹介していた。

だが文春によるとラオスにこのような文化があるかは疑わしいのだという。

文春の調べまとめ

・情報文化観光省観光部のブンラップ副部長「このような競技はない。日本のテレビが作ったのでは?」

・情報文化観光省マスメディア局「日本からの働きかけで実現した。ラオスで初めて行われたものです」

・ビエンチャンにいる日本人の駐在員「橋祭りなんて聞いたことがない。自転車に乗る習慣もない。見かけるのは観光客のレンタサイクルぐらい」

やらせが発覚して番組が終了した前例は多数あるわけで、人気番組「世界の果てまでイッテQ!」もこの文春の指摘が致命傷になりかねない。

日本テレビ広報部は「自転車で橋を渡る祭りはメコン川流域で行われているもので地元テレビ局も取り上げている」と反論した。

また、海外コーディネーションを担当した会社は番組を面白くするためにラオスの美術会社と一緒に巨大な玉をつくったと話した。あくまでゼロをイチにしたわけではなく、番組の演出を工夫してより面白くしたというのが言い分だろう。

▼使われたのは表面にぶつぶつがあるこのタイプのボールだと思われる。

▼また、当日はすぐ近くでコーヒーフェスティバルが開かれていたという指摘もあり。こうして見ると、橋祭りは非常に小規模で、地元の祭とは言い難い。

鉄骨を使った本格的なセットはあからさまに日本のテレビ局がつくったという見た目。

ただ、ネット上では「大した問題ではない」「この程度は日常茶飯事」「バラエティ番組だし」という擁護派の意見も散見され、賛否両論が飛び交っている。

【追記】

ラオス政府関係者が「ラオスの文化、祭りではない」と否定したうえで「本当の祭りを取り上げる企画だと事前に知っていたら撮影許可は出さなかった」とコメントした。

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