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大東建託のブラック告発本がヤバすぎて震える

netgeek 2018年10月21日
 

2018年6月に出版された書籍「大東建託の内幕 〝アパート経営商法〟の闇を追う」が波紋を呼んでいる。内容があまりにも衝撃的過ぎてソーシャルメディアで拡散されている真っ最中だ。

著者は山陽新聞記者を経てフリーのジャーナリストになった三宅勝久。

出典:https://twitter.com/mikumo_hk/status/1010029623688638469

取材や裁判傍聴を9年間行ってこつこつと貯めた記録を1冊の本にまとめた。まず大東建託とは賃貸情報サイトの「いい部屋ネット」で有名な東証一部上場企業だということを確認しておきたい。

売上は1兆円を超える業界大手。だが、いざ本を開くとおぞましいまでのブラック企業っぷりが記されている。

※あまりにも過激な部分はnetgeek編集部で黒塗りにした

・毎日初訪35件、再訪7件、夜訪5件が必達目標

・地主を待ち伏せて営業をかける

・GPSで24時間移動を監視されている

・成績の悪い建託士は研修送りにされ、木に向かって100回謝る

・自ら借金して立て替えることも

・顧客のお金を騙し取って資金繰り

厳しいノルマと上司に詰められ、精神を病んだり、おかしくなったりする社員が異常行動を起こした実例が紹介されている。確かに検索して調べてみてもいくつか記事になっているのが見つかる。警察に捕まったある社員は「会社のノルマから解放され、一種の解放感があります」と語ったという。大東建託にはもはや洗脳とも言うべきカルチャーがあるのかもしれない。

この本を出版するにあたっては大東建託と一悶着あり、「出版したら名誉毀損で訴える」という配達証明郵便が届く中で発売が強行された。

大東建託が抱える根本的な問題は、顧客の利益と会社の利益が必ずしも一致していない点。この状態では、顧客を騙して損をさせてもとにかくうちが儲かればいいと誤った姿勢に傾きがちだ。

株価を見ると業績は良いようだが、裏のカラクリを暴露された今では虚像にしか見えない。

現在、告発本には大東建託の元社員や関係者が騒動するコメントを寄せている。

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