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南青山の児童相談所、反対派の黒幕は不動産仲介のグリーンシード

netgeek 2018年10月17日
 

南青山に児童相談所を建てる計画に不自然な反対の声があがっている。調べたところ、反対派を扇動しているのは地域の不動産仲介業者グリーンシードだということが分かった。

説明会で反対派が大暴れ。

港区は「港区子ども家庭総合支援センター」を表参道駅近くの南青山に建設する予定。総事業費は103億円(土地72億円、建設費31億円)で、虐待やいじめを受けた児童や非行に走った児童、DV被害者を一時保護する場所として使う予定。

いわゆる児童相談所なのだが、説明会ではなぜか地域住民が猛反対した。よく分からない理由に注目してほしい。

高級地域なので児童相談所は作らないでほしいというよく分からない理屈。児童相談所が一つ建ったところで地域住民に迷惑がかかることはないと思うのだが…。

反対派の論拠についていくら調べても腹落ちする理由が見つからない。ネット上でも「ランチ単価と関係ある?」「ネギを紀ノ国屋で買うから何?」などと不思議がる声が多数あがった。児童相談所ができたからといって南青山のブランド価値が下がるということはないだろう。

地域住民の中には賛成派もいるようだ。こちらのほうがまともな感覚のように思える。

さて本題はここから。

調べたところ、反対派を扇動しているのは地域の不動産仲介業者グリーンシードであることが分かった。そもそも説明会で反対の声をあげたのは10人にも満たない人数でかなりの少数派だった。

ここから順を追って説明していきたい。

まず建設予定地は表参道駅から徒歩数分。㈱グリーンシードの本社と青山店の近く。グリーンシードは1996年の創業以来、港区を渋谷区を中心に賃貸物件と売買物件で展開してきた会社だ。

現地。偶然にも電柱にグリーンシードの張り紙がある。

この土地はすでに港区が所有済み。

建設に対しては「青山の未来を考える会」という団体が反対の署名活動を行っている。署名の呼びかけはなぜか株式会社グリーンシードのHP上で行われている。

「児童虐待防止といったクローズな相談機能を伴った公共活動を行うというのは如何なものでしょう」「青山の街に夢がなくなる」。反対の理屈が意味不明だ。

この青山の街を守る会について調べるとなんと所在地はグリーンシード内。

出典:https://twitter.com/zerospider/status/1052042305622790144

要するに地域の不動産仲介業者が利権を守るために建設に反対していたという話。表向きは都合のいいことを言っていたが、実際は自分の利益が減るのが嫌だっただけなのだ。

この事実がネット上で拡散されるとグリーンシードは署名活動のページを削除してしまった。

要するにグリーンシードが保有・担当している物件の価値が下がるのを懸念しているということだろう。例えばグリーンシードが保有しているマンションの前が児童相談所になれば、青山に憧れて引っ越してくる人はイメージと違うとして敬遠する恐れがある。周辺の家賃の値下げに繋がり、儲けが一気に減るということも懸念されるわけだ。

あるいは、ネット上ではグリーンシードは港区が購入した土地で一儲け狙っていたという指摘も飛び交った。ちょうど近くの土地を保有しているので組み合わせて利用したかったのではないか。

改めて署名活動を見ると「国有地購入の撤回」を求めていることが分かる。

青山の街を守る会の署名活動ページを削除してしまったあたり、答え合わせ完了といったところ。普通の住民は児童相談所に特に嫌悪感はもたない。

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