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【炎上】東京都の広告がブラックに見えると騒ぎに 「障害者雇用では言い訳が認められない」と誤解される

netgeek 2018年10月16日
 

東京都が駅構内に掲載している広告に不適切なものがあると一人の人物が告発した。どうやら誤解を招く類のものだったようだ。

確かに悪い方に解釈できてしまう…。

出典:https://twitter.com/YANA1945/status/1050676132524175367

この広告を告発したのは2007年から障害者雇用で働いている男性で、東京駅山手線品川行きホームの神田寄り(北側)階段で撮影した。広告を見て「東京都庁などで障害者雇用されると障害を理由にできないことがあっても上司に『言い訳だ!』と詰められる」と解釈した。

投稿は大きな反響を呼び7,000以上もリツイート、さらにまた別の人物による引用リツイートの投稿も9,000以上もリツイートされた。使われているキャッチフレーズは本人が自分への戒めとして使う言葉ならいいが、第三者が発するにはあまりにも厳しい言葉だという意見が飛び交う。

だが、netgeek編集部が調べたところ、意外な真相が明らかになった。

東京都の意図は障害者雇用ではなくパラリンピックをPRすることにあったようだ。

まず、広告に写っている杉野明子さんについて説明しておきたい。杉野明子さんは出生時に左腕に障害を負い、機能不全となった。腕は途中まで曲がる状態で、指が動かないので掴むというより挟む感じ。

現在はパラバドミントン(障がい者バドミントン)選手として2020年の東京パラリンピックを目指している。インタビューにて「これまでは障害があるから仕方がないと言い訳していたが、パラリンピックでは言い訳はできない。シンプルに勝ち負け。負けたら自分が弱いだけ」と意気込む。

ここでの言葉は「社会で健常者と一緒に生きていくときに言い訳はできない」という意味ではなく、「同じ障害者と戦うときに言い訳はできない」という意味であることは明白。

広告には東京都のロゴマークのほか「パラスポーツには、ドラマがある。TEAM BEYOND」という文字が確認できる。TEAM BEYONDはパラスポーツの普及を目指すべく東京都が運営する組織だ。

したがって広告に悪意はなかったと考えられる。ただ、それでもパラリンピックのPRということが分かりづらく、広告としては失敗だろう。「TEAM BEYOND」とロゴを入れられても、それがパラリンピックのPRを指すと理解する人はかなり少ない。事実、障害者である告発者が理解できなかったのだ。

せめて広告に「2020パラリンピック」という一文を入れれば誤解は防げただろう。今からでも修正版に差し替える、上からシールを貼るなどしてはどうか。ネット上ではまだ誤解したままの人が多い。

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