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「日本人って馬鹿になったの!?」 10数年ぶりに帰国した人がテレビの低俗さにびっくり

netgeek 2018年10月6日
 

虎ノ門ニュースでジャーナリストの須田慎一郎氏と中部大学の武田邦彦教授が日本のおかしさについて語る場面があった。

日本が…というより日本のテレビが馬鹿すぎる。

1:55:45から。

話の要点まとめ。

・アメリカに行ったビジネスマンが10数年ぶりに日本に戻ってきた

・アメリカからもYouTubeで虎ノ門ニュースは見ていた人

・テレビをつけたら低俗な内容にびっくりした

・「日本人っていつの間にこんなに馬鹿になっちゃったの!?」

・テレビは平尾昌晃、貴乃花みたいな芸能スキャンダルばかり

・また別のオーストラリア人も逃走犯の樋田淳也ばかりを扱う日本のテレビに驚いていた

・逃走経路の紹介を延々とやっている

・「今の日本人ってそんなのに興味あるんですか!?」

誤解しないでほしいのは日本人全体が馬鹿になったのではなく、テレビが馬鹿をターゲットにするジリ貧な方向に突き進んでいるということ。

テレビ局の人間はおそらく「低俗な内容は視聴率がよく、視聴者が求めている証拠だ」と反論するだろう。しかしそれこそが地獄への落とし穴なのだ。賢い人はすでにテレビ・新聞から離脱してインターネットでの情報収集に切り替えている。

ウェブ上で見られるニュースはかなり充実してきたし、ソーシャルメディアでも興味深いニュースがたくさん流れてくる。

今や日本のテレビは取り残された馬鹿をターゲットにしていると言っても過言ではない。

特に何の意味もないクイズ番組におバカ芸人を出して珍回答を言わせてみんなで笑う。芸能ゴシップを大々的に取り上げる。そんな番組に社会的存在意義があるだろうか?

日本のマスコミは改めて考え直すべきだと思う。テレビ業界が斜陽といえども、もっと良質な番組をつくっていれば、AmazonのPrimeVideoやYouTubeで公開して収入を得るとか、独自にサイトをつくって有料会員で儲けるとか方法はある。

松本人志がAmazonと組んで「ドキュメンタル」や「FREEZE」を作っているのは一つの先行事例だろう。

久しぶりに帰国した人や外国人に言いたい。日本人もテレビの低俗さに驚いている。

あわせて読みたい→石原慎太郎「日本の社会全体がくだらなくなった。政治もメディアもモリカケ問題って…」

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