ホリエモンが解明した運の正体。桃太郎理論とは?
netgeek 2018年10月5日
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ホリエモンこと堀江貴文氏の考えは違う。
YouTube番組ホリエモンチャンネルでおとぎ話「桃太郎」を使い、運の正体を明快に解説してみせた。
※6:00から。
ホリエモンは人間誰しもチャンスに恵まれることはあるのだが、そこで行動してチャンスを手にできるかどうかは別問題だと話す。つまり、運とは行動力と組み合わせてこそ効果を発揮するものなのだ。
ホリエモンが語る桃太郎理論について要点をまとめてみた。
・川に洗濯に行ったおばあさんが桃を拾うのは異常行動
・普通は拾わない
・おばあさんは拾ったうえに割った
・流れてきた桃はチャンスの本質だ
・人間は何回も流れてくる桃に遭遇している
・そもそも川で洗濯をしていた人は上流にもいたはず
・みんなスルーした
・行動したおばあさんだけがチャンスをものにした
圧巻の説得力だ。つまり成功した起業家というのは自分は行動するのが当たり前だと思っているから、桃が流れてきた部分にのみ着目して「運がよかった」と分析する。だが行動力がない人からすれば、成功した起業家というのは並外れたバイタリティをもつ人間なのだ。
ホリエモンが「異常行動」と表現したように、起業家はまさに普通の人はとらない行動に出ることがある。
ホリエモン自身も1993年頃にインターネットに出会い、周囲からは「堀江はなんでそんなにインターネットが好きなんだ?(笑)」と小馬鹿にされていたという。このときのことを振り返り、ホリエモンは次のように語る。
堀江貴文「インターネットという大きな桃が流れてきたのに拾わないわけないじゃん。けっこうな人が桃を見ていたのに…。(自分からしたら)拾わない人のほうが変人」
さらに今の桃についてもホリエモンは次々と情報を発信しているという。
堀江貴文「俺、ばんばんこんな面白いネタ投げてるのになんでみんなキャッチしないんだろ?って。(次に本を出すなら)『桃を拾えない人』って本ですね。サブタイトル『桃太郎のおばあちゃんになろう』(笑)」
人間誰しも新しいものに遭遇したとき、新たな可能性に気づきつつも、一方でリスクを考えてしまい結局チャンスを掴みにいかないことがある。リスクを考慮して行動しないことについて本人は正しい意思決定をした賢者だと思っているだろう。しかし、実際には行動できない臆病者なのだ。
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