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鳥山明が弟子を修正したドラゴンボールのビフォー・アフター。こりゃ凄い!

netgeek 2018年9月21日
 

ドラゴンボールで作画を担当する漫画家の「とよたろう」が貴重なビフォー・アフターを公開した。素人目にも鳥山明のほうが良くなっていると分かる。

一つのシーンでもこんなに変わる。

出典:https://twitter.com/susahadeth52623/status/1042425058977734656

まずはじめにとよたろうのほうを見ると、特に不満はなく修正点はないように思える。しかしプロ中のプロである鳥山明からすれば直すところがたくさんあるのだ。特に18号が後ろを見るシーンは鳥山明のほうが断然良いと分かりやすい。

▼とよたろう。

▼鳥山明。

他にも細々と違いがあり、トップ漫画家の実力を垣間見ることができる。

・独特の言葉遣いでキャラを強めている

・ただ下品に罵倒するだけでなく、ユーモアの中に包んでいるので万人が不快感なく楽しめる

・振り返るシーンではとよたろうは首だけ動かしている(黒目が中心)けど、鳥山明はできるだけ目を動かしている(戦闘中なので前方にも注意を払っている)

・とぼけた表情の18号が可愛い

・座ったままではなく18号が立ち上げるシーンにしている

・18号の立ち上がり方で性格も表している

漫画の表現力というものはこんなに奥が深いものだったのかと驚かされる。まさに想像力を使って表現していく仕事ということなのだろう。

続き。

この世界では太っているほうが美人だという事実を知るシーン。とよたろうはひたすら否定して受け入れないが、鳥山明は、多様な価値観を認めている。

ドラゴンボールは真剣なバトルを挟みつつも基本的にはコミカルでほんわかした雰囲気が小中学生を中心に人気なわけで、独特の世界観がつくれているのは鳥山明のほうだろう。

こちらはまた別の紙面。鳥山明が丁寧に添削しており、非常にためになる。

出典:https://twitter.com/cyclonearata/status/1042768677202931713

こんなにコツがあるのなら、もはや漫画の学校を開いて2年ぐらいは教えられそう。みっちり添削を受ければ見事に才能を開花させる人も出てくるだろう。

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