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「自衛隊に温かいご飯を!」 元自衛隊員が拡散希望する痛切なお願い

netgeek 2018年9月11日
 

元陸上自衛官の人物「あくら」さんがブログにて「自衛隊員には温かい食事を!(´・ω・`)」という記事を公開している。2015年と古い記事なのだが、netgeek編集部はずっと気になっていてブックマークに保存していた。

netgeekでは以前、自衛隊員が冷たいご飯を食べていると紹介したことがあった。

2016年の記事:被災者の疑問「そういえば自衛隊員がご飯を食べているのを見たことがない…」→衝撃の真実が明らかに

この記事は前回の記事のさらなる発展版。今度は「自衛隊に温かいご飯を!」と呼びかけるのが目的だ。

車の中でひっそりと冷たい缶詰を食べる自衛隊員。なぜ自分たちでつくった炊き出しを食べないのか。

この写真は東日本大震災で撮影された衝撃的な様子。そういえば自衛隊が食事する風景を見たことがないと思ったら、実は被災者に配慮してこっそりと隠れて食事をとっていたのだ。

こうなった背景には炊き出しを食べると一部の被災者からひどくクレームがくるという事情があるようだ。

▼炊き出しをつくる自衛隊員。自分たちは一口も食べない。

▼自衛隊員のご飯はこちら。

あくらさんはこの現状を問題視し「現役時代なら絶対に言えなかったこと」として記事に本音をぶちまけた。

・ある一人の避難者が「見えない所で自分たちばかり温かい飯ばかり食って、こっちには冷たいおにぎりばかり出しやがって」と文句を言い放った

・そんな事実はないし、猛烈に腹が立った

・体を動かす自衛隊員にとって3,500~4,000キロカロリーは絶対に必要

・だが缶詰ではその必要カロリーが摂取できない

・栄養がひどく偏ったせいで風邪をひいたこともあった

・温かい食事を摂ったのは地震発生から2週間後だったことがあった

こうした経験を踏まえ、あくらさんは最終的に「自衛隊員も温かいご飯を食べるべきだ」という持論をもつに至る。ブログでは最後に「『隊員に冷たい缶詰を食べさせるな。栄養価の高い温かいご飯を食べてもらおう』とTwitterで呼びかけてほしい」と書かれている。

これは大変重要な指摘だろう。しかし約3年が経った今も現状は変わっていない。食事のみならず労働環境もひどく悪い。

▼体育館で毛布もなく雑魚寝。

▼疲労困憊の隊員たち。

さすがにこれは何とかしないといけない。このような状況を作り出した元凶は自衛隊を敵視するクレーマーではないか。

▼「カレーライスは住民の手で。迷彩服は学校に来ないで」と学校前で活動する変な団体。

被災地で自衛隊に助けてもらっているにもかかわらずケチをつけるのはおそらく政治的に偏向した思想をもつ人だろうから、そんな一部のクレーマーは無視すればいい。

大半の日本国民はもっと良識的で、相手の事情を慮ることができる人間だ。自衛隊員が炊き出しを食べているのを目にしても「お疲れ様です」と思うだけだろう。

この記事はFacebook、Twitterなどで是非ともシェアしてほしい。

自衛隊に温かいごはんを!

続き→自衛隊の赤飯が廃止になった理由に日本の闇をみた

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