東京医科大学、3浪と4浪以上の男子も減点していた
netgeek 2018年8月6日
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裏口入学のみならず女子受験者の点数を一律に引き下げていた東京医科大学が、他にも3浪以上の受験生を減点していたことが分かった。
学務課長のみが引き継いできた点数操作マニュアルがあった。
出典:https://twitter.com/ashikabiyobikou/status/1026246381109829633
東京医科大学では1次試験をマークシート方式(400点)、2次試験を小論文(100点)と面接で行っており、このうち小論文の点数を臼井正彦前理事長(77)の指示で調整していた。
仕組みはこうだ。まず全員の点数に0.8をかけて一斉に減点する。その後、現役生と2浪までの生徒には20点を加算、3浪には10点のみを加算、4浪以上と女子には加点なしにする。
以下の図では小論文の点数が60点だった場合を想定して操作後の得点がどうなるかが説明されている。
平等な試験と見せかけてまさかこんなカラクリがあったとは…。最終的に現役生が8点も加点されるのに対し、4浪以上と女子はマイナス12点とかなり不利になる。
同じ補正後64点でも元の点数は女性なら80点、男性なら55点。あなたはどちらの医者に診てもらいたいだろうか?
医療関係者の証言により、女子の合格者を減らすことについては、やむを得ない現場の事情があるということが分かったが、多浪生についてはなぜ減点するのだろうか?この点も東京医科大学にはきちんと説明してもらいたいものだ。
東京医科大学は女性支援を名目に国から3年間で8,000万円を受け取っていたことが分かった。
出典:https://twitter.com/SNn4hOTBHDolFOG/status/1025557805204295680
文部科学省は「女性の活躍支援」「女性研究者研究活動支援事業」などと称して補助金を交付していた。差別的な入試を行っていた大学にお金が回っていたというのはなんとも奇妙な話ではないか。
やはり裏口入学は氷山の一角だった。今後も驚くべき事実が次々と発覚する予感がする。
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