シリアで拘束中の安田純平さんに世論が冷たい10の理由
netgeek 2018年8月1日
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その背景には自業自得な過去があった。
まず大前提として安田純平さんは一橋大学社会学部を卒業後に信濃毎日新聞を経てフリーのジャーナリストになった人物ということを抑えておきたい。
以下では数年前のTwitterでの投稿を中心に安田純平さんに同情できない理由を紹介していく。
(1)「俺が自己責任で戦場に行っているのだから日本政府は規制を図るな。口を出すな」※2015年の投稿
戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府を「自己責任なのだから口や手を出すな」と徹底批判しないといかん。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) April 3, 2015
(2)何が起きても自己責任という考え方をもっている。
自己責任について私に聞きたいと言う方は、まずは自分がどう考えるかを明示してください。はっきり言って自己責任論というのは論として成立していないので、こちらからそれについて想像して語るのは昔やりましたがもうやりません。ちなみに私は自己責任について否定したことは一度もありません。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) April 2, 2015
(3)危険地帯から退避するよう言ってくる日本政府は世界でも稀なチキン(弱虫)。
シリアのコバニには欧米からもアジアからも記者が入っていて、フェミニストの若い女性やら学生メディアやってる大学生やらまで集まっているが、日本は経験ある記者がコバニ行っただけで警察が家にまで電話かけ、ガジアンテプからまで即刻退避しろと言ってくるとか。世界でもまれにみるチキン国家だわ。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) June 19, 2015
(4)「安倍政権は俺の取材の邪魔をするな」
現場を否定するということは個々の人間の存在を否定するに等しいと思う。せっせと取材の邪魔をする安倍政権とかその支持者とか、現場なんか見なくてもネット見てれば全て分かるとか言っているネトウヨとかネトサヨ陰謀論者とか、根本的な問題としてそのあたりが共通してあるのだと思って見ている。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) June 20, 2015
(5)「現地が危ないわけねーじゃん!取材を妨害して集団的自衛権の行使か?」
トルコでも爆破事件があったし、コバニなんてあのあたりではかなり安全といえるんでないか。いまだに危ない危ない言って取材妨害しようなんて恥曝しもいいところだが、現場取材を排除しつつ国民をビビらせたうえで行使するのが集団的自衛権だろうからな。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) June 19, 2015
(6)「フィフィは間違っている。まぁアラブ人だからな」
フィフィは自分が見ているネット情報がまちがっているとは露とも思わないんだな。まあ典型的なアラブ人らしくてそういう意味で参考になる。 http://t.co/MHhdG1qJa6
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2014年8月21日
(7)そしていざ拘束されてから「助けてください」と直筆でメッセージを送る。こちらは2016年5月29日のもの。別に最後ではなかった。
(8)もうみんなが忘れた頃にしつこくメッセージを送ってくる。特に痩せたという印象はないのでご飯は食べているのだろう。
(9)過去、あまりにも拘束されたことが多いので自作自演の金儲けなのではないかと疑われている真っ最中。日本政府に億単位の身代金を要求しておいて、数十パーセントのキックバックが入るという話なのでは…。一言で言うならプロ人質。
※4回目の拘束は結婚したというジョーク
(10)最新の動画では「私の名前はウマルです。韓国人です」と意味の分からないことを言い始めた。要するに日本政府がお金を出さないと分かったから今度は韓国政府にターゲットを変えたということだろうか。
以前公開されたパスポートは名字の部分にモザイクがかけられていたので、血筋が韓国というのは本当かもしれない。であるなら日本政府に反抗的だった理由も合点がいく。しかしそうであるならば本人も望んでいるように日本政府ではなく韓国政府が救出作戦に乗り出すべきだろう。
大半の日本人が安田純平さんの救出を訴えないのは以上の複数の理由から。仮に身代金を払って救出すると、犯人連中はこの手法で楽に金儲けができると味をしめ、また日本人誘拐事件が起きてしまう。
唯一、可能性があるのは犯人のアジトを急襲することか。しかし安田純平さんは自己責任と言っていたわけで、そこまでする義理はないように思える。
【追記】
身代金の要求額が150万ドルと判明。ただし日本のマスコミに接触してくるシリア人活動家は「伝手があるので50万ドルにまで値下げさせることができる」と話している。
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