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オリンピックでタダ働きを募集する東京都、無職に掃除1分で8500円を支払っていた

netgeek 2018年7月29日
 

東京都の就労対策事業で監査が不十分で多額のお金が盗み取られていることが分かった。東京五輪でボランティアにタダ働きを要求している東京都としては非常に矛盾していることになる。

信じられないずさんさ。

すでにマスコミが動かぬ証拠・証言を押さえて報じている。

カメラが映し出したのは路上で作業する日雇い労働者たち。

なんとたった40秒で終了。撤収してしまう。他にもタバコをポイ捨てするシーンも撮られた。

東京都が支払っているのは一人あたり8,500円。つまり騙し取られているのだ。

仕事をサボっている労働者たちは完全になめている。しかし、労働者とはいえども家のない人達なので品格を求めるのは無理があるだろう。

東京都から業務を請け負い、労働者を出動させているのはA社。A社としては都への報告用の写真さえ撮れれば良いということだ。

A社は故意犯で視察が入った日だけ真面目に作業させていた。現場監督は労働者たちに対し「今日は視察が入るからちゃんとやってもらいます」と説明していた。

労働者を直撃インタビューすると…。

東京都は「山谷地区就労対策特別就労対策事業」として12億3,009万を家のない人の就労支援にあてている。A社は道路清掃(3ヶ月)を約2,600万円で引き受け、2017年は約3,000万円で2回引き受けていた。

つまりA社は1億円弱を騙し取ったということだ。東京都はこの金額をオリンピックの人件費にあてればよかったではないか。

日雇い労働者の態度が悪いのはもちろんなのだが、世の中にはそういう人もおり、自業自得で底辺まで落ちているというのが実態。おそらく改善は無理だろう。

したがって問題の本質は抜き打ちチェックをしない東京都にありそうだ。形式上の視察は行っているものの、全く機能しておらずサボリが横行している。

真面目に働く者が報酬0円で、詐欺師がボロ儲けする社会にしてはいけない。おそらくA社は氷山の一角だろうから、小池百合子都知事にはこの問題について早急に動いてほしい。

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