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段ボールベッドが避難所で活躍中

netgeek 2018年7月16日
 

熊本地震の際に有名になった段ボールベッドが今回の豪雨被害でも導入され始めた。倉敷市が全ての避難者に段ボールベッドを提供すると決めたのだ。

床に雑魚寝だったのがたちまち快適に。

まずはこちらが段ボールベッド導入前。床に毛布や布団を直引きしており、体が痛そう。また、ずっとここに座っているのもしんどそう。毛布と床の間に湿気が溜まり、体にもよくないだろう。

続いてこちらが段ボールベッドが導入された後。安価で持ち運びが簡単な段ボールはすぐに導入ができる。組み立ても簡単で、寝心地は格段の違いがあるという。

構造が工夫されており、耐久性はばっちり。左に映るのは段ボールベッドを考案したJパックス(株)の水谷嘉浩代表。東日本大震災後に避難所でエコノミークラス症候群を予防する段ボールベッドを開発した。京都工芸繊維大学大学院博士課程の出身。

段ボールベッドはさらに進化を遂げ、カーテンの仕切りと組み合わせることでプライバシーが保護されるスペースに。子供も喜んでいるようでなにより。

出典:https://twitter.com/mizutani1109/status/1018134270605328384

出典:https://twitter.com/mizutani1109/status/1017265231758626817

段ボールベッドは自然災害が起きるたびに注目が集まる。撤収が簡単なので一時的な利用に向いており、再利用が可能な点も嬉しい。

2016年の記事:熊本県益城町のテント村にも導入!段ボールベッドで避難生活のストレスを軽減

雑魚寝していると夜、暗い中でトイレに行く人に踏まれることもあるという。そういう意味でもやはりベッドの上で寝る安心感はあるのだろう。

ちなみに段ボールベッドはAmazonでも売られている。

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