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トランプ大統領が米朝首脳会談をキャンセル。安倍総理の圧力路線が正しかったと再評価の流れ

netgeek 2018年5月25日
 

トランプ大統領が6月12日予定のシンガポールでの米朝首脳会談をキャンセルした。金正恩の核廃棄を疑い始め、安倍総理と同じ圧力路線へと転向した形だ。

「日本は蚊帳の外」どころか、むしろ中心だった。

作り笑顔で核実験場の廃棄処分を約束した金正恩だったが、肝心の核廃棄については言及しないままだった。そしてここ最近になって手のひらを返したように安倍総理を名指しで批判したのだ。

参考:金正恩「拉致問題は解決済み。安倍晋三はしつこくて愚か」←やっぱりこいつ反省してねーわ

トランプ大統領は金正恩にあてた書面にて次のように抗議の意思を表明した。

・金正恩の最近の声明には激しい怒りと敵意が示された

・だから会合は不適切

・金正恩は核兵器の威力を誇示して世界を脅しているが、アメリカのほうが実力は上

・人質の解放については感謝する

・会談できる日を楽しみにしている

・北朝鮮は、平和と繁栄と富を永続させる絶好の機会を失った

トランプ大統領は会見では「平和は核の脅威がなくなったときにのみ実現される」「北朝鮮と会談する準備はいつでもできている」「私は待っている」「制裁をこれまで以上に強める」と発言。北朝鮮に必要なのは対話ではなく圧力だと確信したことが窺えた。

ここで大恥をかいたのは物知り顔で解説していた学者たちだ。

(1)多くの人が怒っていた明治大学・海野素央教授のデタラメ解説。米朝首脳会談の中止が囁かれる中でそれはあり得ないと解説していた。

(2)神戸大学大学院・木村幹教授の解説もおかしい。不自然なまでに韓国にこだわっている。

世界の平和を脅かす北朝鮮に対し、多くの日本人が「圧力こそが必要」「ノーベル平和賞などとんでもない」と話していた。

ところが韓国では「金正恩を信じる」という世論のほうが強く、対話路線が強く望まれた。今になって振り返ってみれば、netgeekが5月2日に投稿したこちらの映像の通りだった。

金正恩という詐欺師に釣られたのは文大統領だけだったのだ。安倍総理は日本のマスコミからの「蚊帳の外」などという批判に屈することなく、圧力路線を維持し続けた。拉致問題を解決しようとせず、過去に何度も約束を反故にした北朝鮮という国の本質を見抜いていたからだろう。

今回の米朝首脳会談中止で金正恩はますます窮地に立たされることになる。これからどう出るのか注視したい。

おまけ。

「黒電話の親機と子機」と話題になっている画像。

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