愛媛県の中村時広知事、2014年にも怪しいメモで騒動を起こしていた
netgeek 2018年5月23日
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加計学園問題にかかわる新証拠を出したものの、すぐにフォントがおかしいと指摘され逃亡を図った愛媛県の中村時広知事について、過去にも同じような騒動を起こしていたことが分かった。
参考:松山市議会において「知事が所持するメモと称する松山市に関する行政情報の返還を求める決議」が可決されたことを受けての知事共同取材(3月20日)の要旨
簡単な流れまとめ。
・愛媛県松山市の産業廃棄物処分場で環境汚染防止対策として77億円の公費が必要という話が浮上
・「中村時広知事が市長時代に産廃処理会社レッグと癒着していた」という噂が出る
・中村時広知事「癒着していたのは市議4人!証拠の文書がある!ただし名誉毀損になるから名前は出さない」
・市議会の寺井克之議長「誰の名前が書かれているのか分からない。公文書なので返還してほしい」
・中村時広知事「私的なメモなので返さない!」
・市議会では返還を求めるよう決議された
・中村時広知事「それでも返さない!」
どうやら中村時広知事は自分の身を守るために新証拠があると吹聴し、それを盾に他人に罪をなすりつけようとしていた模様。本当に市議の癒着があったのなら告発すべきなのにだんまりを決め込んだあたりが怪しい。
そして今回、加計学園問題においても同じ手法を使っている。遅れてから新たな文書を出し、整合性が取れなくなると有耶無耶にして誤魔化そうとした。
証拠を出した張本人が責任を放棄して国会に丸投げするというのは酷い。せめてフォントや日付の記載の仕方が違う点について担当者に確認すべきではないか。
中村時広知事は安倍政権に対立する政治思想をもっており、それゆえ新証拠で攻撃を仕掛けたという見方が広まっている。動機は十分。しかしそれにしてはやり方が適当すぎて国民としては違和感を覚える。
今回のあまりにもずさんな仕事を受け、ネット上では早くも風刺画の対象に。
不名誉なことにビーチ前川、ハッピー米山に続き、フォント中村というあだ名がついた。早くフォントのことを言ってほしい。
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