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朝日新聞に若者が怒りの投稿「むしろ『お金の若者離れ』が正しい」

netgeek 2018年5月8日
 

朝日新聞に掲載された読者投稿が注目を集めている。ネット上では賛否両論が飛び交い、ついには高須クリニックの高須院長も参戦してきた。

「若者バッシングはいい加減にしてほしい。お金がないだけ!」

投稿したのは福岡県在住の大学生(20)。「今は右肩上がりの経済成長が実現されていた時代とは違うのに、昔の感覚で語る老害が多い」と、若者バッシングが起きるメカニズムをきちんと解明したうえで反論している。「お金の若者離れ」という表現も秀逸でずいぶんと思考力のある学生という印象。

中高年はやたらと今の日本の若者を批判したがるが、実は自分たちが時代に恵まれていただけなのではないか。ある意味、恵まれない状況に置かれている今の若者のほうがよっぽど逞しいかもしれない。

だがここで怒涛の勢いで反論し始めたのが高須克弥院長。

臆することなく若者を説教する。

一般人からの反論「猛烈に働いていたというのは本当か?昔のほうが労働時間が長かったという客観的なデータはあるのか?」という声に対して。

話は脱線して9割税金でとられたというエピソードを披露。これはこれで大変面白い話。

優等生は社会に出てから小さくまとまる。最後に勝つのはハングリー精神をもっている者(?)

高須院長の反論の趣旨は自身の成功体験を通して若者にエールを送ることにあるようだが、若者からすればそれがまさしく「やっかいな老害の説教」と受け取れるのもまた確か。どちらが正しいのかは意見が分かれそうだ。

netgeekではアンケートを実施中。

この記事執筆時点では高須院長に賛成が39%、反対が50%という途中結果が出ている。時代に恵まれない今、懸命に働いても社会に搾取されるだけという見方も強い。自分は年金がちゃんと貰えるのか分からないのに今の高齢者のために支払いを続け、給料が出ないサービス残業を繰り返す。

まずは適切なインセンティブシステムを設けることが大事ではないだろうか?猛烈に働けと要求するのはそれからでないと筋が通らない。

おまけ。

(1)大学、短大進学率。東京23区の格差がすごい。

(2)所得水準。港区が異常に高い。

(3)「若者の車離れが起きる理由」として拡散されていた画像。欲がないという話ではなく、やはり金銭面に原因がある?

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