チューリップに入るカヤネズミ
netgeek 2018年4月16日
|
イギリスの写真家マイルズ・ハーバートによって撮られたカヤネズミの素敵な写真を紹介したい。普段、鳥や爬虫類、カエルを狙って写真を撮っているマイルズ・ハーバートは今回、クライアントからカヤネズミの素敵な写真を撮ってほしいと依頼された。
参考:Captivelight Photography Workshops
どんなについていない日でも、あなたは写真を見ているうちに素敵な顔になっているはず。
小さなカヤネズミはなんと花の中に入ることができる。顔が花粉だらけになっているぞ。
マイルズ・ハーバート「写真は室内でセットを組んで取りました。撮影期間中、カヤネズミは雄しべなどを食べる可愛い姿を見せてくれました。まさにウィン・ウィンの関係です」
体重は7~14gと極めて軽い。
昔は稲を食べる害獣だと思われていたが、研究者がフンを調べたところ、稲は滅多に食べておらず主に雑草を食べていることが分かった。
花ってどんな味がするのだろうか。
情熱的な赤い花。
カメラを見ている。なんて可愛い姿なんだ。
尻尾はけっこう長い。
お腹側が白いんだね。
隠れているつもり。
もはやおとぎ話の世界だ。
よいしょ…よいしょ…。
花びらの上に乗れるってすごい。尻尾でうまくバランスをとっている点にも注目。
カヤネズミの寿命は1〜2年ほど。害獣という誤解が広まって駆除されたため、地域によっては絶滅寸前にまで追い込まれている。
【追記】
滋賀県立大非常勤講師の畠佐代子さんによると「カヤネズミが減少している主な要因は生息地の減少。生息域の8割の都道府県でレッドリストに掲載されている」とのこと。
すっぽり。
あー美味しかった。
さあ、次の花に移動だ!
食事中も周囲への警戒を怠らない。
雄しべって美味しいのかな?どんな味がするんだろう…。
カヤネズミの小さくもたくましく生きる姿に勇気をもらった。