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法務省「大阪地検の女性特捜部長がリークしているなら秘密漏洩罪が成立する」

netgeek 2018年4月11日
 

大阪地検の山本真千子特捜部長が森友学園問題にかかわる情報をマスコミにリークしていると疑われている件で、法務省がもし事実であれば「秘密漏洩罪が成立する」と明言した。

前回の記事:民進党の江田憲司「リークしてくれる大阪地検の山本真千子特捜部長ぐっじょぶ!」←え!

うまく言質を引き出した。

柴山昌彦「『大阪地検の女性特捜部長のリークがどんどん出てくる』とTwitterでコメントした議員もいらっしゃいます。もし捜査当局からそのようなリークがあったとしたら、どのような国家公務員法上の問題が出てくるのか?念のために伺いたいというふうに思います」

法務省・辻裕教刑事局長「犯罪の成否につきましては捜査機関により収集された証拠に基づきまして個別に判断されるべき事項でございましてお答えは差し控えさせて頂きたいと存じますが…」

柴山昌彦「一般論!一般論では?」

柴山昌彦「あくまで一般論として申し上げさせて頂ければ国家公務員法における秘密漏洩罪がございまして、国会公務員たる職員が職務上知ることのできた秘密を漏らした場合には、秘密漏洩罪が成立するものと承知してございます」

さてここまで確認できたのだからあとは事実関係を詰めて確認していくのみ。

渡辺喜美議員がロジカルに攻める。

渡辺喜美「報道によると大阪地検は否定をした。『捜査情報を外部に漏らすことはない』ということを言っている。法務省はどのような見解ですか?」

加藤審議官「ご指摘のTwitterの書き込みは承知しております。しかしながら検察当局におきましては従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮をはらってきたものでございまして、捜査情報を外部に漏らすことはあり得ないものと承知しております」

詭弁だ。「気をつけているからあり得ない」という言葉は信用できない。実態は「気をつけていてもあり得る」というもので、山本真千子特捜部長のリークがあった可能性は否定しきれていない。

渡辺喜美「法務省のほうも否定をされたということで、そうすると江田さんのほうが嘘を言っているのかという話です。江田さんはその後、女性特捜部長と名指しをしてしまったのを言葉足らずだったと訂正しています。いずれにしても大阪地検のリークだということは江田さんは否定していないわけです。さあ、どっちが嘘をついているんだということですよ」

改めて確認しておこう。江田憲司議員はまず「大阪地検の女性特捜部長のリークがどんどん出てくる」と投稿し、その後に発言を「報道機関は大阪地検から情報を得ている」と修正した。いずれにせよ秘密漏洩罪が成立するのは間違いない。

マスコミに複数の証言者がいるはずなので大事になれば大阪地検は逃れられない。森友学園問題では当事者か捜査関係者しか知りえないような情報が次々と報道されており、おそらく捜査関係者によるリークだろうと以前から指摘されていた。

すでに一般人が刑事告訴しているので真相が明らかになるのは時間の問題だろう。

リークおばさん大ピンチ。

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