iPhoneが売れるとお金はどの国に流れる?1位は意外なあの国だった
netgeek 2018年4月10日
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ビジネスのグローバル化が進んでいることを実感できる事例を紹介したい。iPhoneが1台売れると各国にどの程度お金が流入するのだろうか。
netgeekでは動画をつくってみたのでこちらも是非ご覧あれ。
1位は意外な国。
出典:http://inequalityforall.com/resources/iphone-quiz/#/
※こちらはiPhone3Gの頃の比率。最新の数値は不明
なんと世界的にかなり凋落したはずの日本が断トツのトップ。高い技術力が評価されて取引先に選ばれ、34%という数字になっているのだろう。続いて2位は意外なドイツで、韓国、アメリカ、中国と続く。
iPhoneは部品を色々な国で製造してから組み立てを中国で行っている。純粋なMade in Chinaというわけではないので中国の取り分は少ないようだ。
ちなみに、みんなが予想した比率はこちら。
販売元のAppleがあるアメリカが圧倒的にお金を儲け、次に中国が儲けていると思われていた。その他の国の中では日本も4%と高い数値ではあるが、まさか実際は断トツの1位だったとは…。
内訳を見ると日本は東芝と村田製作所が入っている。フラッシュメモリー、ディスプレイ、タッチスクリーン、FEM…。韓国はやはりサムスンだ。
金額に着目するとフラッシュメモリーをはじめディスプレイ、タッチスクリーンの値段が高く、iPhone製造において東芝が重要な位置を占めていることが分かる。日本もまだまだ捨てたものではないと感心させられた。
netgeekでは動画をつくってみたのでこちらも是非ご覧あれ。
今後も動画をつくっていくつもりなのでチャンネル登録も是非お願いしたい。
【追記】
専門家によると現在は日本の比率はこれよりも落ちているようです。日本のメーカーが有機ELから撤退し、韓国メーカーに置き換わっているのが現状とのこと。
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