人は失敗を糧にできない。糧にできるのは成功体験だけ。失敗しても再挑戦できるのは成功体験がある人だけ
netgeek 2018年2月23日
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一般的に人が糧にできるのは成功体験だけ!
今日、スケートを見ていて思い出したんだけど、数年前に仕事でインタビューさせていただいた方が「人は一般的には失敗を糧にはできない。糧にできるのは確固たる成功体験がある人だけです。浅田真央さんが何度失敗しても前を向いて次に向かえるのは確固たる成功体験あるからです」って言っていた。
短文ながらにして圧巻の説得力をもつ文章だ。一般人が投稿したこの文章はTwitterで絶賛され、2万5千もリツイートされた。さらに同じ投稿者はここから得た教訓として素晴らしい教育方針を教えてくれた。
だから「確固たる成功体験がない子どもを安易に失敗させてはいけないですよ」と。そこからの学びを期待するのは間違っているって。成功させる環境づくりが最優先ですって。
よく「失敗をバネにして…」「負けた悔しさがあったから…」という表現を聞くが、その背景には膨大な量の成功があったことが推測される。一部分のみを切り取ると失敗が糧になっていると錯覚してしまいがちだが、正確には過去の成功が糧になっていると考えるほうが正しいのかもしれない。
過去の成功がモチベーションアップに繋がり、自分への信頼があるからこそ努力することができる。逆に言えば、自分は何をやってもダメと思い込んでいる人はまさに自己暗示的にどんどんとダメな人間になってしまうのだ。
netgeek編集部は過去にホリエモンこと堀江貴文氏が同じようなことを言っていたのを思い出した。
YouTube番組「ホリエモンチャンネル」にて、自分のやりたいことが見つけられないという相談者に対し、ホリエモンはまずは小さな成功体験を積むようアドバイスする。
堀江貴文「なんでもいいから手当たり次第、手を出していってできるだけハマりましょう。この人、プライドが…。自分がうまくいっている感がないんだよね、たぶん。成功体験がなさそう。なんでもいいから何か一つ打ち込んでどんどんやっていけばいいと思うんだよね」
人生の進路を見失っている相談者に対してホリエモンはまずは好きなことを見つけて熱中し成功体験を積むことが大事だと助言した。偶然にも助言の内容が冒頭で紹介したツイートと似通っている。
※冒頭のツイートは2018年2月の投稿でホリエモンのほうが先
さらに話を発展させると、何をもって成功と定義づけるかも大事だ。テストの80点は成功なのか、それとも失敗なのか。50m走で2位だったが、自己ベストは更新した。ハイハイの子供が歩こうとして転んだ。成功なのか失敗なのか。
「糧にできるのは成功体験だけ」。しっかりと頭に叩き込んでおきたい言葉だ。