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ユーキャン流行語大賞「フェイクニュースがFacebookで拡散され、マスコミがファクトチェックする」←逆だよ

netgeek 2017年12月2日
 

ユーキャン流行語大賞のコメントは一体誰が考えているのか。アナウンサーが次々ととんでもない原稿を読み上げる。

この記事では「フェイクニュース」授賞時の様子をまとめた。

※問題のシーンは36:41~。

女性アナウンサー「インターネット上ではフェイクニュースが蔓延しているという。フェイクニュースには大まかに分類すると、シャレやパロディを狙ったもの、知識不足による信頼に値しないもの、広告収入を目的としたもの、組織的なプロパガンダがある。今年これに自分の都合の悪い情報をフェイクだと決めつける新しい使い方をアメリカ大統領が実践することですっかり一般にも周知されることとなった」

まずここで重大な事実誤認がある。トランプ大統領が「フェイクニュース」という言葉を使ったのはメディアを非難するときであり、都合の悪い情報から目を背けるためではない。具体的に名指しされたメディアを含め、アメリカのマスコミがいかに酷いかは以下の誤報騒動で日本人にも知れ渡ることになった。

参考:【炎上】「日本人の大多数は北朝鮮との戦争を望んでいる」Newsweekのフェイクニュースに激震

Newsweekは「日本人の53.9%が北朝鮮への圧力を望んでいる」という世論調査を「日本人の53.9%が北朝鮮と戦争を望んでいる」と誤訳して報じた。どうやら「圧力」を一度「Force」に訳し、それを「戦争」という意味に解釈してしまったようだ。

記事を書いたのはCristina Silvaという女性。

もしもこの記事を金正恩が見て日本に戦争を仕掛けてきたら取り返しがつかないことになる。netgeek編集部ではCristina Silvaに訂正をお願いするリプライを送った。

しかしCristina Silvaはnetgeek編集部をブロック。

参考:【炎上】「日本人の大多数は北朝鮮との戦争を望んでいる」Newsweekのフェイクニュースに激震

この対応、間違いと気づいても誠実に動くつもりはないと受け取った。この記事執筆時点でもNewsweekは「Japan wants war with North Korea(日本は北朝鮮との戦争を望んでいる)」というツイートを公開し続けている。

このような事例を見ればトランプ大統領がマスコミに怒りながら「フェイクニュース」と批判するのもよく理解できる。しかしながら、ユーキャン流行語大賞は意味不明な解説を続ける。

女性アナウンサー「フェイクニュースによる風評被害は深刻で世論を危うい方向に動かす危険性もある。報道機関がファクトチェックを行うなど、対策に乗り出してはいるが、溢れるばかりの情報量で、撲滅するのは難しいだろう。フェイクニュースの拡散の場となっているFacebookはAI技術で対抗しようと対策を進めている。膨大な投稿をAIがフィルターするのだそうだ。AIが進化すると物事の真実をAIが選別する時代になるのだろうか。そうなったら政治家の答弁や公約はどう判断されるのかな」

Facebookで拡散されるのはマスコミの捏造・偏向報道を正す記事であることが多い。もちろん中には誤報もあるだろうが、報道機関は絶対的に正しいという前提で現状を分析するのは無理がある。

最後にnetgeek編集部からユーキャン流行語大賞に豊田真由子議員のあの名言を贈って締めておきたい。

「ち~が~う~だ~ろ~!このハゲーーーーーッ!!!!!」

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