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加戸前知事「前川喜平のタレコミ、NHKは当初無視していたのに不純な動機で報道に踏み切った」

netgeek 2017年11月12日
 

なぜ多くのメディアが前川喜平の「安倍総理の口利きがあったに違いない」という思い込みを裏も取らずに報道してしまったのか。その背景にはマスコミ間のスクープ競争があったことが分かった。

NHKは朝日新聞にスクープを奪われたくなかった。

櫻井よしこ「5月17日に朝日新聞が『総理のご意向』というスクープを出した。後に内閣府が総理のご意向ではないと文書を出した。NHKは朝日より早い16日の夜11時だった。NHKと朝日の間に何か連携プレーがあるのではないかと疑られてもしょうがない。この一連のことをどう思いますか?」

加戸前知事「前川参考人が『NHKに持ち込んだけど報道してくれなかった。それで朝日に持ち込んだら放送が決まったので、NHKが(自社のスクープにするために先に)報道したんじゃないか』と言っていた」

櫻井よしこ「前川さんがそうおっしゃった?」

加戸前知事「ええ。加計問題を最初に見せたのはNHKだけど何も知らん顔されたって。で、朝日が動き始めたから慌ててNHKも…と言っていました。前川構想というかシナリオにみんなが相乗りしちゃったということなんじゃないでしょうか」

NHKとしてははじめに情報を受け取った側なのに朝日新聞にスクープをとられるのが不愉快で、17日の朝刊より早く疑惑を取り上げることにした。もちろん慌ててまとめた情報なので関係者への取材は十分できていない。しかし文部科学省前事務次官の証言なら信用しても大丈夫だろう…たぶん…きっと…絶対…。

気の緩みがとんでもない捏造事件を引き起こしてしまった。

NHKと朝日新聞としては後から前川証言を覆した加戸前知事はものすごく都合の悪い存在。だから加戸証言は取り上げず、自分たちのスクープは間違っていなかったと事実を捻じ曲げ始めた。偏向報道は次第に加速していき、多くの日本国民の怒りを買うまでになってしまう。

だが今さら引き返せないのも悩ましいところ。NHKと朝日新聞の担当記者は心の奥底で「あのときスクープを狙って焦って動いていなければ…」と後悔しているに違いない。NHKと朝日新聞は、内閣府や国家戦略特区ワーキンググループのメンバー、あるいは加戸前知事に取材していれば前川喜平の証言のおかしさに気づけたはずだ。通常ならできることができなかったのは時間の制約があったから。

これが加計学園問題というありもしない問題が誕生した経緯だ。おそらく前川喜平もすでに勘違いだったと気づいているが、大きく報道されてしまった今では引き返せない。

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