原発ゼロを掲げる小池百合子、太陽光発電を推すも初期費用300万円の罠をツッコまれてしどろもどろに
netgeek 2017年10月16日
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原発ゼロを大きな柱とする小池百合子。
もちろんより安全なエネルギーが導入できるのならそれにこしたことはないが、問題は原発なしで電力が賄えるのかどうかということ。「2030年までに原発ゼロ」を掲げる小池百合子の頭の中にはどのようなプランがあるのか。会話の中で真相が垣間見えた。
結論から言えば、普通の人は初期費用300万円を負担する余裕がないので非現実的。
反町理「再生可能エネルギーはコストが高い」
小池百合子「我が家は太陽光発電だが自分の分は賄える!売って儲けることを考えるな!」
反「初期投資300万ですよ」
小「……まぁ、物によっては安いのも…」国民が簡単に太陽光発電導入する財力があると思ってた小池。
国民視線も経済感覚ゼロ pic.twitter.com/k4AwPaaADb— DAPPI (@take_off_dress) 2017年10月14日
反町理「再生可能エネルギーってコスト高いですよ」
小池百合子「再生可能エネルギーの問題については風力発電はもっと活用できるということ、それから太陽光も100ギガワットまでもっていってもいい」
反町理「うん」
小池百合子「あと売ることのみならず地産地消も考えてもいい。我が家も太陽光発電で我が家だけでも賄えると。売って儲けるとかね、車買うときに売って儲けること考えます?」
反町理「考えないですね。でもあれ、初期投資が300万円とかかかるでしょ?」
小「…まぁ、物によってはかかりますが、かなり安くなっていて…」
値段が300万円でも200万円でも関係ない。現実的な問題として、まずはじめにここまで高額な買い物をして後から取り戻すという余裕が庶民にはないのだ。生活に必要な車や住宅ですらなんとかローンで買うのに、まして特に必要でもない太陽光パネルを一般人が買うとは思えない。
また日本では雨、地震、台風により、太陽光発電は思うようにうまくいかず、専門業者は『投資費用を回収する前に寿命が来てしまう』と悲惨な現状を話す。発電効率がもっとあがればいいのだが、現状では太陽光発電には原子力発電ほどの効率性は実現できておらず、先行きも不透明だ。
そういう意味で小池百合子の地産地消プランはただの机上の空論だと言える。
初期投資をツッコまれた際、小池百合子は明らかに慌てふためき、うまく言葉を返すことができなくなっていた。あなたの身の回りに太陽光発電を導入している家庭はどれだけあるだろうか?現状でほとんど普及していないものに頼るのは計画としておかしい。
ユリノミクスとは一体なんだったのか。希望の党の希望が一つ消えたのであった。
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