保育園騒音問題でドイツは日本より先進国
netgeek 2017年10月9日
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日本で度々起こる保育園や幼稚園の騒音問題について、ドイツではルールが厳格に定められ、子供と保護者の権利がしっかりと守られていることが分かった。
ドイツのほうが圧倒的に先進国。
出典:https://twitter.com/flashoman/status/916692008206426112
市民をはじめ保育園の近くに住む人も子供の声を騒音と捉えていない点に注目。地域住民が子育てに協力的というのは、日本で保育園建設に反対する人たちに見せたい光景だ。
ドイツはいかにして子育てにおいてここまで先進国になったのか。歴史を紐解くと過去にはドイツでも日本と同様の争いが起き、ルールが厳格化されたことが分かった。
ドイツでは2011年に連邦法が改正され「子供の声や施設から出る音は環境騒音に当たらない」と子供の権利を優先するルールができた。利害関係が衝突する問題についてきっちりと文書化したおかげで市民は無駄に言い争うことがなくなり、また市民の意識も改革されたのだ。
惜しむらくは日本ではモンスタークレーマーが幅を利かせていることだ。
▼保育所建設の説明会で地域住民が文句を言いまくる。
▼数少ない賛成派が保育園の必要性を訴えると汚い野次が飛んだ。「趣旨が違う」の意味が分からない。
待機児童問題を解決するには単純に保育園を増やそうとするだけでなく、まずは「子供の声は環境騒音に該当しない」と明文化する必要がある。反対者のクレームに真っ向から議論を仕掛けようとも水掛け論に終わるだけ。ドイツの成功例から学べることは多い。
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