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【北朝鮮ミサイル】海に落ちたのに日本政府がJアラートを鳴らした理由

netgeek 2017年8月30日
 

北朝鮮が発射したミサイルは日本を飛び越えて海に落下したのに、どうして日本政府はJアラートで避難を呼びかけたのか。

分かりやすい図示を紹介しておきたい。

出典:https://twitter.com/ZF_phantom/status/902474876140765185

午前5時57分にミサイルが発射された直後、日本政府は即座に事態を掌握した。4分後の6時1分の時点では日本に落下する恐れがあったためJアラートを鳴らして避難を呼びかける(6時2分)。もし図示にあるAの時点でミサイルが加速をやめていたら日本に落下していたのだ。

しかしミサイルはそのまま上昇を続けてBまでいき、その後、落下し始めた。Cの段階に到達してようやく日本に影響が出ないことが確定する。こうして結果的に被害は出ないこととなったが、日本政府がJアラートを鳴らしたのは正しい判断だったのだ。

迎撃の説明を加えた以下の図示も見てほしい。

出典:https://twitter.com/Haru102i/status/902471517694337024

Jアラートを出してから、もしもミサイルが日本に向かって落下し始めたら迎撃するということがよく分かる。

こういった仕組みを理解していない人は日本政府の対応に不備があったと文句を言う。

(1)鳥越俊太郎。ミサイルは日本を飛び越えたのに「避難してしてください」と呼びかけたメディアは大げさに騒ぎすぎと批判した。

(2)東京大学の安冨歩教授。早朝に鳴ったJアラートに文句を言っている。

(3)後藤謙次(ジャーナリスト、元共同通信記者、白鴎大学教授)。「安倍総理は『今回のミサイルは最初から最後まで日本は掌握していた。日本に落下する可能性がないので迎撃体制をとらなかった』と言っているわけです。その一方で、じゃあなぜJアラートを鳴らしたんですか?チグハグ感が非常に拭えない。反省を迫られた一日だったんじゃないかなと思いますね」

曲がりなりにも世間に影響力を持つ有識者たちがこぞって勘違いをしたまま日本政府に文句を言っている。ここで改めて安倍総理の言葉を確認してみよう。

「発射直後からミサイルの動きを完全に掌握していた。国民の生命を守るために万全の態勢をとってきた」。今回の迅速な対応を見るにこの言葉に嘘はないはずだ。そもそも文句を言うべき相手は安倍総理ではなく北朝鮮。怒りの矛先を間違えて味方の足を引っ張ろうとするのはやめてほしい。

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