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重要証言「獣医学部新設は新潟市を前提に1年議論していた。(今治市の)加計ありきのわけがない」

netgeek 2017年7月16日
 

元通産・経産官僚で政策コンサルタントとして国家戦略特区プロジェクトに関与した原英史氏が加計学園問題の真相を語った。

「加計ありきのわけがない」

櫻井よしこ「今、『加計学園は総理の友達がやってる学校だから総理の主導でやったんでしょ?介入したんでしょ?』と言い方をされてます。これはどうなんですか?」

原英史「そんなのありえなくて私自身がずっとこの議論やってました。国家戦略特区のワーキンググループは平成26年からずっとやっていて、『安倍内閣になってから急にスピードアップした!』とか言われてますけど私からすれば何でこんなに時間がかかったのかというぐらいに延々とやったんですよ。今治市が国家戦略特区に指定されたのは平成27年なんです。だから最初は今治市は全然前提にしていなくて、むしろ新潟市から国家戦略特区で獣医学部をつくりたいという提案が出ていた。で、新潟市を前提にずっとワーキンググループをやっていたんですよ」

櫻井よしこ「あ、そうなんですか」

原英史「だから加計ありきだとか今治ありきだとかいうのは私たちからすれば、『何を言っているんですか!?』と。めちゃめちゃな話で、そんな話はしてないですよ。そもそも理事長とお友達だとか聞いたことがないし、知らないし、全く関係なく普通に議論して進めました」

櫻井よしこ「ええ」

原英史「なかなか文部科学省が動かないので時間がかかっちゃいましたけどようやく実現しました、というだけの話」

櫻井よしこ「誰かが介入したということは全くなかったということですね?」

原英史「あり得ないですね。『総理の友達だから少なくとも一校目は遠慮しておいたほうがよかったのでは?』と言われる方がいるが、10年以上頑張った今治と、最後の2か月で出てこられたところと比べたときに熟度が全く違う。そこで『たまたま総理の友達がいるから遠慮することにした』ってそれこそ行政が歪められたことになりますよ」

手を挙げた新潟市の証言も得られるのでこれは非常に貴重な情報提供となった。野党が妄想でつくりあげた安倍総理の不正はそもそも前提から崩れ落ち、野党に不利な客観的証拠が次々と出始めている。

前川喜平氏氏の推測は完全に間違いだった。

前川喜平氏は国会で「~だと思う」などという主観に基づく表現を多用しており、客観的な証拠を何ら提示することができていなかった。唯一流出させた内部文書には「~すれば総理の意向に見えるのではないか」と書かれており、皮肉にも総理は不関与であることを示していたのだ。

既得権益にしがみつく文部科学省を相手に内閣府が交渉に策を練ったのは事実であろう。だが、加計学園問題に何ら違法性はなく、今や前川喜平氏氏が何を要求しているのかすら分からなくなってきた。

プロジェクトに関与した加戸守行前知事、京都産業大学、原英史氏の3者は不正はなかったと証言している。勝手に勘違いした前川喜平氏氏はどう責任を取るつもりなのだろう?正義のために戦うヒーローになるはずだった前川喜平氏氏、歴史的には「貧困女性の実地調査」という痛々しい言い訳だけが残る結果になった。

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