安倍内閣不支持が逆転した理由は「ネットで情報収集しない高齢層が新聞テレビに騙されたから」
netgeek 2017年6月19日
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最新の調査によると、不支持が多数派に。
加計学園問題では安倍内閣は疑惑を一切否定しているものの、やっていないことをやっていないと証明するのは難しい。疑惑をでっち上げて騒ぐほうが圧倒的に有利で、その影響がついに支持率に反映された。
世論調査では加計学園問題の対応に「納得していない」と回答した人が圧倒的多数に。
やはり支持率低下の原因は加計学園問題にあるのだろう。しかし、ここで年代別に支持率を分析してみると大変興味深いことが分かる。
不支持が圧倒的に多いのは高齢者。
10代・20代の若者は安倍内閣を支持する人が70%近くいるのに対し、60代、70代以上では支持率が激減する。
【年代別支持率】
10代・20代→68%
30代→60%
40代→49%
50代→41%
60代→38%
70代以上→42%
この年代別の違いは普段、情報収集をどの媒体で行っているかで生まれると考えられる。高齢者は新聞とテレビが主な情報収集源であり、偏向報道に毒されているのだ。
例えば、今や「偏向ステーション」というあだ名すらついた報道ステーションを見れば、高齢者が安倍内閣不支持に傾くのも合点がいく。
報道ステーションはスタジオセットを巧みに使い、安倍内閣がいかにも悪いことをしているかのように演出を行う。報道ステーションの偏向っぷりをネットで笑い話にしている若者は騙されないが、高齢者はいとも簡単に騙されてしまう。
今回の支持率逆転について2ちゃんねる管理人の西村博之氏はやはり新聞・テレビの影響だと分析している。
日本の大衆は新聞とテレビに誘導されます。
新聞とテレビが叩いて生き残った政権は無いです。安倍政権は新聞とテレビが叩きづらい構造を作りましたが、
朝日新聞はじめ政権叩きがはじまり、メディアは横並びに遅れまいとバッシングに参加します。
そうすると、支持率が下がるいつもの流れです。— Hiroyuki Nisimura (@hiroyuki_ni) June 18, 2017
加計学園の獣医学部新設においては実は何の違法性もなく「そもそも何が問題なのか分からない」と困惑する人が多い。事実関係を正しく把握し、問題点についてきちんと説明できる人は少ないだろう。
それでも新聞とテレビが大々的に報じて悪い雰囲気が出来上がっていると判断力の弱い人は影響を受けてしまうものなのだ。
netgeek編集部ではこれまで明らかになった情報を総合して「総理のご意向」はただの誤解だったと結論付ける記事を公開した。しかしこの記事を目にする高齢者は少ないだろう。
参考:加計学園問題「総理のご意向」の意味がついに解明。伝言ゲームで誤解が広まった
もっとも支持率が下がったとはいえ、それでも安倍内閣は強い。
▼政党支持率調査では自民党が一強。
▼歴代内閣の支持率推移をみると安倍内閣はかなり高い。最新の数値「支持率39.8%」を考慮しても高めと分かる。
日本のマスメディアは客観的な立場から事実を報じているわけではなく、主義主張に基いて報道を行っているだけ。今や利害関係のないネット情報のほうがよほど信頼できる時代になった。
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