どん兵衛ハウスの雛たち、いよいよ巣立ちの季節に
netgeek 2017年6月1日
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カップ麺のどん兵衛を巣にしているツバメの雛たちがいる。プラスチックの容器は軽量性に優れ、意外と居心地がいいようだ。
どん兵衛ハウスで育った雛たち。これは面白い光景だ。
出典:https://twitter.com/payapaya1974/status/869481925882269701
どん兵衛の下には木材がセッティングされており、頑丈な設計になっていることが分かる。このどん兵衛ハウスはビルのオーナーがつくったもの。おそらく巣が落ちてしまうハプニングなどがあって、考えた結果こうなったのだろう。
どん兵衛を家にするツバメたちはあまりにも可愛いとネット上で話題になった。ただ「天井がアスファルトのような黒色なので逆さまのように見える」という声も。確かに画像を逆さまにしてみても違和感がない。
コウモリのようにぶら下がる雛たちは大変そうだが、建物としてはこちらのほうが自然な気もしてしまう。
雛たちが成長する様子を遡って見ていってみよう。
まだ体が小さく、巣に余裕があったとき。6羽のツバメたちは口を開けて鳴き、餌をねだる。
また別のアングルから。どん兵衛のパッケージがひどく色あせている。元は赤色だったはずなのに。
まだどん兵衛の補強がされていないとき。ツバメは誰に教わるでもなく泥や枝を壁につけて巣を作成していく。自然の神秘だ。
巣の下に急にどん兵衛が出現したときツバメのお母さんは何を思っただろうか。なにはともあれ雛たちはすくすくと育ち、ついに巣立ちの季節を迎えることができた。
どん兵衛ハウスは来年も活躍するかもしれない。