ミサイルの到達距離をミラー図法で表すテレビ局、間抜け過ぎると話題に
netgeek 2017年5月21日
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テレビを見ると馬鹿になると言われて久しい。実際はテレビを作る人間も馬鹿になっていた。
北朝鮮ミサイルの脅威を伝える番組で明らかにおかしい場面があった。
出典:https://twitter.com/Toshi_tsugu/status/866065435241857024
もはや誰しもが学校で習ったことなので何も説明はいらないだろう。歪みが生じるミラー図法の地図を使って距離を円形で表しているのだからこれは間違っているに決まっている。
※一部ではメルカトル図法という声もあるが、有識者はミラー図法だと指摘している。いずれにせよ距離を正確に表すときに用いる地図ではない。
どこのテレビ局か確認はとれていないが、東海テレビの「スイッチ」だとも言われている。番組制作スタッフ、もしくは下請け業者が無知ゆえに間違えてしまったのだろう。
ネット上では間違いを訂正した地図がアップされ始めた。
(1)このように円形ではなく楕円形になるのが正しい。
出典:https://twitter.com/hidekih/status/863956357438873600
(2)距離が分かりやすい地図はこちら。地球儀を想像してみればこれが正しいと分かるはず。
(3)こちらも同じタイプの地図。
北朝鮮のミサイル到達距離という極めて深刻な話題を取り扱っておきながら間違った情報を報じてしまうテレビ局。放送後にネット上でこぞって指摘され、信頼を失う結果となった。
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