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任天堂にしばかれた株式会社マリカーが今度はディズニーに切り替えて罪をツムツム

netgeek 2017年2月28日
 

株式会社マリカーが任天堂に無許可で公道カートとキャラクターのレンタル事業を行っていた件について、訴訟が提起された後、ディズニーキャラに切り替えて経営を続けていることが分かった。

前回の記事:【速報】マリカーレンタルが任天堂に訴えられた!非公式だったのかよ

これが最新のマリカー。

最も分かりやすいのはドナルドダックの後ろ姿だろうか。その他にもミニオンズ、ウルトラマン、ドラえもんらしき後ろ姿も確認できる。訴訟後にレンタルコスチュームからマリオ関連のキャラを除いたようだが、依然として他社の著作権侵害は続いている。

最新の目撃情報ではディズニーを見たという声が最も多い。

単にディズニーの衣装が人気なだけか、株式会社マリカーがディズニーなら無断使用しても問題ないと考えたかは不明。有名な話としてディズニーは世界一著作権に厳しいとも言われるのに、ここまで全力で喧嘩を売る経営スタイルは無謀としか言いようがない。

なお、株式会社マリカーは「現在の報道には事実ではないことがある」と回答しているが、具体的にどこが違うのかは説明していない。また、事前にあった任天堂との話し合いでは「態度が友好的で認めてくれたと思った」などと意味不明な言動をしている。

訴えられたことを受けてマリカーは看板を外した。

▼ビフォー。

▼アフター。

出典:https://twitter.com/fx702p/status/835741947763417088

▼フェンスの向こう側にはカートがぎっしり。「MariCar」と印字されているオリジナルだ。

任天堂が株式会社マリカーに対してライセンスを付与して著作権料を取るやり方を選ばなかったのは事故によってブランド力が低下するのを懸念したからだと言われている。確かに公道カートが走る様子を見ていると、あまりにも車高が低く、また体がむき出しなため、悲惨な事故が起こりかねないという心配が脳裏をよぎる。

出典:https://twitter.com/kaztsu/status/835981429129424897

トラックであれば完全に死角になる低さ。実際に車を運転中にこのマリオカートに遭遇した人の多くは「危なくて目障りだった」と愚痴を漏らしていた。一時見られなくなっていた株式会社マリカーのHPは、現在アクセスすると英語版のみ見られるようになっている。

▼「警告。『マリカー』はもちろんゲーム『マリオカート』の反映ではありません」

ここで改めて株式会社マリカーの内部を紹介しておきたい。

▼コスチュームを選べる場所は明らかに任天堂な雰囲気。マリオが写っているのでもう言い逃れはできない。

▼山田雄介社長。ディズニーと戦う勇気がある大物。ドヤ顔の腕組みが決まっている。

▼マリカーのスタッフ。ミシンを使っているのを見るに衣装は手作りだった?

マリカーについては「MariCar」などで勝手に商標登録申請まで出していたことが分かっている。PPAPの商標登録を勝手に奪った元弁理士の上田育弘氏と同じではないか。

大手企業の無形資産を勝手に使ってボロ儲け。株式会社マリカーは今日もチキンレースを繰り広げている。

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