マラソン大会で263人中262人がコースを間違えてビリが優勝
netgeek 2017年2月15日
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岡山県笠岡市で開かれたマラソン大会にて、誘導ミスにより参加選手の大半が失格になっていたことが分かった。唯一、最下位だった選手だけが正しいコースを走り、優勝した。
まさかこんなおとぎ話のようなことが本当に起こるとは…。
笠岡市は5km一般男子・女子、3km小学生男子・女子など、距離と学年に合わせて大会を開催していた。このうち、小学生3kmの部門で誘導ミスがあり、実際は2kmしか走っていなかったことが判明。
最下位の子には別の誘導員がついていたため、唯一正しいコースを走った。笠岡市はこの児童を優勝者として表彰。こんな珍事件が起きるとはにわかには信じがたい。最下位でも諦めないで走りきるものだ。
笠岡市は大会の結果を公式HPで公表していたが、なぜか消されてしまった。
第20回べいふぁーむ笠岡マラソン大会の開催結果について https://t.co/GXuvyuyaM3
— 岡山県笠岡市 (@KasaokaCity) February 9, 2017
▼消されて見られなくなったページ。
思いもよらぬ形で全国ニュースになったので慌てて火消しを図ったということなのかもしれない。あるいは誘導ミスがあったにもかかわらず正式な謝罪がないまま優勝者が公表されたので、苦情が殺到したという可能性もなきにしもあらず。
頑張ってマラソンを走りきったのに失格になった262人はあまりにも可哀想。あえて言うなら主催者が失格といったところか。
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