オバマ大統領のサインが欲しかったイチロー、わざとボールを落とす作戦がうまくいって悪そうな笑顔
netgeek 2017年1月24日
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2009年のオールスターゲームで始球式を務めたオバマ大統領。イチローは極秘裏に立てた作戦を実行し、見事オバマ大統領からサインを貰うことに成功していた。
アメリカ大統領がドナルド・トランプ氏に交代し、オバマ前大統領の評価がなされる中で改めてこの事実を報じておきたい。
実はこの日、アメリカ政府から「オバマ大統領に対するサインのおねだり禁止令」が出ていた。
多くの選手がサインを求めると大統領の負担になると配慮してのことだろう。しかし、以前よりオバマ大統領のことが好きだったイチローはサインをGETするために作戦を練っていた。
なんとオバマ大統領の前でボールをポロッと落としたのだ。察しのいいオバマ大統領は「サインが欲しいのか?」と笑いながらボールを拾い、サインを書いてくれた。
作戦が成功したイチローはカメラに向かって「やったああああ」と悪そうな笑顔を見せる。あくまでボールを落としただけで自分からおねだりしたわけではないのでルール違反ではない。
世界のイチローが珍しく緊張している様子は貴重。ちなみに後のインタビューで「本当はWhat’s up?(調子どう?)と気軽に話しかけたかったが、オバマ大統領のオーラが凄すぎてビビってしまった。やられた」と語った。イチローの肝心の第一声は「お会いできて光栄です」だった。
オバマ大統領はイチローを応援しているファンだと言葉をかけ、その後、「イチローは日米関係の象徴である」と偉大な表現をしてくれた。
見よこの深々としたお辞儀を!
世界のスーパースターもオバマ大統領の前ではやんちゃな子供のようになっていた。任期を終えたオバマ氏は素晴らしい人格者だったと再評価されている。
これはあくまで勝手な推察だが、ドナルド・トランプ氏であれば「サインは有料」といってお金をとっていたような気がする。
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