【悲報】茨城県警がウェブ魚拓を偽サイトと誤認して注意を呼びかける
netgeek 2016年10月30日
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茨城県警公式Twitterが10/27に謎の注意喚起を呼びかけた。ウェブ魚拓として有名な「archive.is」を偽サイトと見なし、アクセスしないようにと投稿している。
騒ぎになった投稿はこちら。
【茨城県警ニセサイトにご注意】検索サイトで「茨城県警」等と検索すると、結果欄の中に「茨城県警察ホームページ茨城県警-Archive.is」との詐称するサイトが確認されました。アクセスすると、ウィルス等に感染するおそれがあります。このサイトにアクセスしないでください。
— 茨城県警察本部(公式) (@ibarakipolice) October 27, 2016
魚拓に茨城県警のHPが丸々掲載されているのを見て偽サイトだと思いこんでしまったのだろう。怪しいサイトなのでアクセスするとウイルスに感染する恐れがあると注意を呼びかけている。
しかし、archive.isは昔から利用者が多い魚拓サイトだ。
一部のページを再現した魚拓を「偽サイト」と表現するのはかなりおかしいように感じられる。茨城県警はメディアの取材に対してまず「魚拓サイトだとは知らなかった」と回答したうえで、ただ「archive.is」において広告やリンクをクリックするとカジノサイトなど怪しげなサイトに飛ぶことから茨城県警では引き続き注意を呼びかけていくとのこと。
結論から言えばITリテラシーがひどく低いとしか言いようがない。ネット上では「さすが茨城県」「茨城ってインターネット繋がるの?」「パスポートいるんだっけ?」などと揶揄されている。
ちなみに、有名になった「ないんだな、それが」は栃木県。
茨城県警はアーカイブという言葉を何だと思っているのか。問題があるのならarchive.isの管理者に連絡して魚拓を消してもらえばいい。勝手に偽サイト呼ばわりされた挙句、ウイルスを撒き散らしている恐れがあるとまで言われたarchive.isが可哀想だ。名誉毀損で訴えれば勝てると思う。
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