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ワシントンポスト「電車内の化粧を醜いと指摘した東急電鉄は性差別だ」

netgeek 2016年10月30日
 

東急電鉄が電車内でのマナー向上を呼びかけるために女性の化粧を「みっともない」と表現し炎上した件で、ついに海外紙も論争に参戦してきた。ワシントンポストは化粧を禁止するのは女性差別だと指摘している。

前回の記事:東急電鉄「電車内の化粧はみっともないからやめよう」→女子が激怒して炎上

ワシントンポストは10/28に「Women doing their makeup on the train are ‘ugly,’ says Japanese commercial」という記事を投稿。東急電鉄の映像から周囲の反応まで一連の流れを紹介したうえで、日本はいまだに性差別的な国だと非難している。

その論調はこうだ。

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「日本には電車内でリュックサックを背負わない、携帯電話で話さない、食べ物を食べないなどというルールがある。これらは他人に迷惑をかけないための決まりごとだ。もしも、化粧の粉が飛ぶ、匂いが迷惑という理由で東急電鉄が化粧をしないよう呼びかけていたら論争は起きなかった。だが、醜いという表現に論理はない。安倍総理は労働者に性差をなくそうとしているが、国際的に見て日本はまだ女性労働者の地位が低い。結婚すると元の名字を名乗ることができない。日本は一体どこに向かっているのか」

ただし、netgeek編集部では、このワシントンポストの記事にいくつか反論すべき点があると考えている。

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(1)東急電鉄が使ったのは「みっともない」という言葉であり、これを「ugly(醜い)」と訳すのは語弊がある。記事では題名が「東急電鉄が女性に対しuglyと言った」という内容になっており、事実が捻じ曲げられている。

(2)記事を書いた女性がフェミニストであるように思える。個人的な偏った意見をワシントンポストにおいて全体の意見として掲載するのは違う。事実と個人の考察はもっと明確に分けて書くべきだ。

(3)日本には日本の文化があるわけで、必ずしもアメリカの文化が先進的で正しいとは限らない。事実、日本人の78%が「電車内の化粧は迷惑」と答えた。公共性を重んじる東急電鉄がマナー向上を呼びかけるのには正当性があった。

マナーとは他人を不快にさせないために定められるもの。日本人の多くが不快と感じているのだから他人に迷惑をかけないように自粛するのは当然であろう。それを差別だと大声で騒ぎ立てるのは日頃から女性の権利を声高に叫ぶフェミニストだけなように思える。フェミニストは映画館のレディースデーは利用するくせにいざ自分が損をすると性差別だと騒ぎだす。

ここで化粧容認派の日本人の意見を見てみよう。


他人に干渉しないのが正しいグローバルルールらしい。男性の諸君は今日から電車内でひげを剃ろう。ついでに爪も切って鼻毛も抜いて爪楊枝も使えば完璧だ。女性は文句を言ってはいけない。

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