建築現場で謎の生物を発見→洗ってみたらキュートなアイツだった!
netgeek 2016年9月22日
|
参考:A Mysterious Animal Found In Mud Couldn’t Be Identified Until They Cleaned Him
本当に全身が泥だらけで正体が分からない。少し不気味ですらあるが、その正体は…。
▼犬なのか、ネコなのか全く分からない。野生動物病院のスタッフも、どこかおそるおそるといった感じで体を支えている。噛み付いてきたりしないか心配。
▼洗浄中。こうして見ると意外と小さく、泥を取り除くとシャープな体の線が現れた。こいつはもしかして…。
▼そう、レッドフォックス(アカギツネ)だ!綺麗な姿になると、実に愛らしい。スタッフもしっかりと抱きかかえてあげている。
ということで謎の生物の正体はアカギツネだった。日本にも亜種が生息する、世界的にポピュラーな種だ。今回救出されたのはまだ子供なのか、小さく可愛らしい。
救出されていなかったら、低体温症で生き延びられていたか微妙なところ。発見されて本当によかった。この後、体力の回復を待って、このキツネは野生に戻されることになっている。
▼ちなみに、大人になるとこのような姿になる。実に毛並みが美しい。
なお、カレーまみれになったカモメも最近話題になっていた。こちらもイギリスでの出来事だ。
▼食品工場でカレー料理の鍋に落ちてしまったカモメ。
英国の食品工場でカモメ1羽が鶏肉を使ったカレー料理の廃棄用の容器に落ち、全身が鮮やかなオレンジ色に染まる一幕がこのほどあった。
イングランド・グロスターシャーの動物病院の動物看護師は、腹をすかして野外にあった容器内に残る肉をあさろうとして落ちたと見ている。今回のような状態のカモメを手当てしたのは初めてではないかと驚いている。
カモメは工場の従業員に助け出され、同病院に預けられた。体の状態に問題はなく、元気だという。
病院では、洗浄液を使ってカモメの体を洗い、オレンジ色をなくすことは出来たが、カレーのにおいは残ったままだったという。看護師は「いいにおいがしている」とも付け加えていた。
▼カレーの匂いは残りつつも体は綺麗な白色に戻った。ただその表情はご立腹の様子。
洗われて綺麗になっていく過程の動画もあるので、気になる方はチェックしてみていただきたい。
さて、何はともあれ、今回はアカギツネの子供が無事に救出されてよかった。野生動物と人間の生活圏バッティングに関しては様々な問題が指摘されているものの、共存できる部分については仲良くしていきたいものだ。
あわせて読みたい→頭隠して尻隠さず!ダイブして雪に刺さるアカギツネ