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人間に捨てられて殺処分予定だった犬達が被災地で救助犬として活躍中

netgeek 2016年4月22日
 

震度7を記録した熊本地震の被災地で多くの救助犬が活躍している。優れた嗅覚と高い判断能力で災害場所の最前線で人命救助にあたる。その災害救助犬の中には、殺処分前にNPO団体に引き取られて訓練を受けた犬もいる。

人間の身勝手な事情で飼育され捨てられた犬達が、今、人間達を救助するために駆け回ってくれている、本当に頭が下がる。殺処分されるという恐怖から対人恐怖症になってしまい克服するのに大変な苦労をする犬もいるという。

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▼身体的にも精神的にも大変な救助活動の先頭に立つ。人間にはできない仕事だ。

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▼地震の翌日、15日には既に被災地に入り救助活動を始めた。

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▼日本の救助犬は海外に派遣されることもある。

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▼東日本大震災でも多くの人命を助けてくれた。犬の嗅覚は鋭く、人間がいるかを判断してくれるのだ。

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▼一体どうやってお礼を言ったらいいのだろうか。

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▼地震だけでなく、台風や土砂災害など様々な場面で活躍している。

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▼危険な場所での救助活動。

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▼瓦礫で足を怪我しないように、ブーツをはかせてもらえる子も居るが十分に行き渡っているわけではない。

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▼安全第一でどうか怪我のないように祈るばかりだ。

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▼メディアで取り上げられたこともある夢之丞君。ガス室が一杯になってしまい殺処分が延期された後に救助犬に。

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▼一年間で28万頭以上もの犬と猫が殺処分されているのは悲しい現実だ。

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夢之丞のいるピースウィンズ・ジャパンでは2011年に災害救助犬訓練センターを開設した。殺処分される予定だった犬を引き取り災害救助犬としての訓練をする。災害救助犬は、瓦礫の中で駆け回るので足や体が血だらけになってしまうこともある。また、生存者を探すことに喜びを感じると言われており、見つけた人が亡くなっていることが分かると落ち込んでしまうのだという。

精神的にも大きな負担のかかる仕事をしてくれているのだ。人間のせいで酷い目にあった犬達が、人間の命を救うために一生懸命働いているのだ。彼らに報いるためにも殺処分される動物達を一匹でも減らさなければならない。

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