北朝鮮のニュースキャスターが日本のネットユーザーより口悪くて笑った
netgeek 2016年4月5日
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掲示板やTwitterで言いたい放題の日本のネットユーザーもここまで相手を罵倒したりはしない。北朝鮮は実に不思議な国だ。
▼上品なお召し物を身につけ整った髪型をした女性が何やら恐ろしいことを話している。
▼韓国、朴槿恵大統領のことだった。
▼続いて右側の男性が話しだす。やはり表現がえげつない。
▼これはひどい。上品に下品な言葉を吐く新スタイルだ。
▼そして女性がタイミングよく合いの手を入れる。なんだこのやりとりは。
▼そして隣の国のトップに不名誉なあだ名までつけ始める始末。小学生の悪口かとツッコミたくなる。
これは決して訳がおかしいなどということではない。北朝鮮は今、国家をあげて歯に衣着せぬ悪口で朴槿恵大統領をぼろくそにこき下ろしているのだ。テレビ、新聞、ラジオなどあらゆるメディアで大衆を扇動している。
産経新聞はその内容を一部訳して紹介している。やはりすごい悪口のオンパレードだ。
朴大統領自身のことも、「核の錯乱症にかかった、ぼけた老女」「スカートをまとった逆賊」「醜悪な破倫の悪女」「尾っぽのない老いぼれの気の狂った雌犬」と口を極めてののしった。
http://www.sankei.com/premium/news/160228/prm1602280014-n1.html
また朴大統領の対米・対日外交についても「親米・親日に狂い立った朴槿恵は一つの国、一つの国土としてつながっているこの国の民族の悠久な単一性を永遠に断ち切ろうとする想像もできない盲動も働いている」「朴槿恵は同族の核に対しては大騒ぎする半面、米国のヤンキーらの核戦争殺人装備には脱いで狂喜する狂人だ」と非難した。
http://www.sankei.com/premium/news/160228/prm1602280014-n2.html
比喩を使った表現がやけに詩的で、これが北朝鮮流の悪口の言い方なのかと感心してしまう。いかにうまい例えで相手の酷さを表現できるかに重きが置かれるのだろう。北朝鮮という国には驚かされるばかりだ。