中学生の自由研究「虫が集まるコンビニと集まらないコンビニの違い」が面白すぎて研究費が取れるレベルだと話題に
netgeek 2016年3月9日
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発表会に展示された中学生の自由研究が凄すぎると話題になっている。内容は「コンビニに集まる昆虫」に関しての研究で中学生とは思えないほど細かく研究しており、一部ユーザーの間では「そこら辺の研究室より研究費がとれるレベル」との声も上がっている。
コンビニによって集まる虫が違う!
この自由研究をした中学生は、コンビニによって集まる虫の種類や数に大きな違いがあることに注目し、虫を集めて標本にしていた。
一番多く虫が集まったコンビニは…サークルK!!!
研究によると、虫の数はローソンやファミリーマートに圧倒的な差をつけて「サークルK」が一番多いことが判明。驚くことに、4店舗の中では一番人間からの人気がないサークルKが、虫にはダントツで人気だったようだ。
▼この自由研究が展示されていたのは三重県津市にある三重県総合博物館、MieMu(みえむ)。親しみやすい名前だ。
▼ミュージアムフィールドという昆虫やコケの自然観察ができるスポットもあり。
▼昆虫図鑑は本格的。虫探しはかなり楽しそうだ。
さて、自由研究ではコンビニによって虫が集まる量に差が出るのは、照明から出る紫外線の量が関係していると考察されている。
研究した中学生は簡易分光器で光のスペクトルを調べ、紫外線フィルターを使い虫が見ている状態にしてコンビニごとに比較していた。なお、サークルKに集まる虫が圧倒的に多かった理由は、使われている照明が一番虫を集めやすいタイプのものだったからだ。
なお、残念ながらすでに展示は終了している模様。
展示会を開いていたMieMu(みえむ)の公式Twitterによると、この研究の展示はすでに終了してしまい、現在は見ることができないという。多くの話題を集めたため、再び展示される機会が設けられるのを望んでいる人も多いだろう。
最後に中学生は、「サークルKはファミリーマート(ユニーグループ・ホールディングス)に統合されてなくなってしまうから虫を捕まえるなら今のうち!」と結論づけていた。研究は大人顔負けといえども結論は虫好きな中学生らしい視点で微笑ましい。