【神業】大学生の卒業制作「書き時計」が衝撃的すぎて話題沸騰中
netgeek 2016年2月8日
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東北芸術工科大学の学生が卒業制作でつくった「書き時計」なる作品があまりにも凄いとネット上で話題になっている。Twitterに投稿された動画は12万以上ものリツイートを集め、大注目されている最中だ。
その凄さは動画を見れば一目瞭然。複雑な機械が時間を書き表す瞬間をご覧あれ。
俺の卒業制作
書き時計 pic.twitter.com/NSBi45Lj77— K / $uzuki (@BellTreeNursing) 2016, 2月 7
こちらの時計は1分ごとに時間が書き換えられるようになっており、その豪快な見た目と複雑な歯車がむき出して見える点が注目を集め、ネット上では騒然となった。
書く時間を変える仕組みとしては、歯車はどれも同じ回転で回っているが、アームロックをずらし参照するカムを変えているとのこと。素人にはさっぱり分からない世界だ。
▼パーツは圧巻の数。製作にあたっては糸鋸で地道にパーツをつくっていった。
▼時間を書くという発想もさることながら、アイデアを高い技術力で実現してしまったところがすごい。
製作したのはプロダクトデザイン学科4年生の鈴木完吾さん(22)。Twitterでは「K / $uzuki @BellTreeNursing」というアカウントを使っており、周囲からは「天才」と絶賛するリプライが多く寄せられている。中には「20万円出しても買いたい」という声も…。
▼作品は東北芸術工科大学の卒業・修了研究・制作展(2月9日~14日、10時~17時、東北芸術工科大学キャンパス)で展示されている。
入場料は無料。創造力と想像力を活かした巧みな作品が並ぶので足を運ぶと良い刺激が受けられそう。
参考:2015年度 東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展
その後、Twitterで大拡散された結果、鈴木さんのもとにはメディアの取材がたくさん来ることに…。今後もますます増えていく予感がする。
卒業後はどちらに就職するのだろうか。もはや早くも独立して工房をつくっても立派にやっていけそうなほど高い技術力だ。なによりアイデア自体にアートな側面も加わっている点がよい。今後の作品にも注目していきたい。