甘エビを買った結果、世の中は全然甘くないことを知る
netgeek 2015年12月29日
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羊頭狗肉とは店の前に羊の肉をぶら下げておいて、粗悪な犬の肉を売りつけることを意味する四字熟語だ。客の勘違いを利用したある意味商売上手な方法といえよう。
そんな中国宋時代の話も、決して昔のことだと侮ってはならない。Twitterユーザー「@_3_9_4_」さんは少し高い甘エビを買ったところ、とんでもない罠にはめられたと画像をアップした。
こちらはよくある普通の甘エビではなく、なんと有頭。パッケージには「2度おいしい!」と書かれており、かなり期待できそう。身はとても長く、食べるのが楽しみだ。しかし、この後、とんでもない事態に直面することになる。
なんじゃこりゃああああああああああ!
詐欺に騙された気分だ。甘エビは思っていたよりも短く、そもそもなぜか頭が身と繋がっていなかった。それにしても一体誰がこんな詐欺まがいの方法を考えだしたのか。もはや感心すらしてしまう。
中国や韓国では以前より、特に観光客をターゲットにしたみせかけの手法が横行していた。
▼量が多いように見せかけるチョコ。
▼具がスカスカのサンドイッチ。
このような驚きの商品はあなたもネット上で一度は目にしたことがあるのではないだろうか。
そして近年では不況のせいか、この見せかけ詐欺が日本にも上陸したとされている。
▼ファミリーマートが販売しているプレミアムサンドは驚きの中身だった。
参考:【炎上】ファミリーマートのプレミアムサンドが春のスカスカ祭り開催中
▼福岡空港の飲食店でも同じような事例が…。
参考:【炎上】福岡空港の飲食店がえげつないことをやらかして祭り勃発
とにかく金儲けのことしか頭にない業者はこのようなことを平気でしかけてくる。しかしながら、ネットが発達した今では悪評は瞬く間に広がる。世間を騒がせたバードカフェのスカスカおせちがいい例であろう。
さて、ということで、このパッケージの甘エビを見かけたら絶対に買わないようにしてほしい。
販売元やメーカーの詳細は不明。色々な意味で頭おかしい。売っているのは甘エビではなく喧嘩だ。