堀江貴文「情弱に高いものを売りつけるジャパネットたかたに社会的意義はない」←お前の社会的意義はなんなんだよとツッコミの嵐に
netgeek 2015年12月18日
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事の発端はホリエモンがニュースアプリ「NewsPicks」において、ジャパネットたかたに対する否定的な意見を投稿したことだ。
高田社長がユニークなのは認めますが、ジャパネットの社会的意義はあるとは言えませんね。ネット通販のほうが安いし、買う必要もないものを口八丁手八丁で買わせてるだけとしか見えません。情報弱者相手のビジネスです。
ジャパネットたかたについては以前から極めてスペックの低い商品をあたかも素晴らしいもののように演出し、知識がない高齢者に売りつけていると批判されることがあった。ホリエモンは、家電量販店の価格競争が進み、amazonもかなり便利になった今ではテレビショッピングの存在意義はないと言いたいのだろう。確かに言っていることは決して間違っておらず、本質を突いている。
しかし、これに怒りを覚えたのがホリエモンが嫌いな人たちだった。「社会的意義がないお前が言うな!」と大バッシングを浴びせたのだ。
ホリエモンの発言は瞬く間にまとめサイトやニュースサイト、Twitter、Facebookなどで拡散し、ネット上では「ライブドア株を暴落させて大損させたくせに」「粉飾はOKなの?」「裁判負けて賠償金払ってるよね…」「何でもかんでも自分の感覚で判断するのが間違い。主婦や高齢者はあのショーを楽しんでみている」などと反ホリエモン派の意見が殺到した。
そしてnetgeek編集部は、よくよく考えればホリエモン自身も情弱向けのビジネスを展開していることに気がついた。
▼まず月額864円の有料メルマガ
▼堀江貴文サロン(堀江貴文イノベーション大学校)の一般人向けコースは月額10,800円と超高額
▼さらに法人会員向けコースは月額50万円。なんだこの値段は…。
▼ホリエモンがヒルズコンサルティング株式会社と組んで発売した「堀江貴文ビジネスマスターシークレット」というDVDはもともと超高額であり、さらにわざと品薄商法を行っていると指摘された。amazonで故意に品切れにしておき、一般人のふりをして高額で中古品を出品するという商法だ。
▼「ホリエモン小説デビュー」と宣伝された小説「拝金」「成金」は後にゴーストライターが書いたものであることが明らかになった。表紙イラストを担当した漫画家の佐藤秀峰氏が暴露した。
ホリエモンは結局、何をつくった人なのだろうか。ジャパネットたかたを批判できるほど高尚な人物なのだろうか。ビジネス界には何で金儲けしているか分からない胡散臭い連中が多い。例えば与沢翼はその典型で、結局中身がないからいつまでたって虚像を演出し続けるしかないわけだ。
中身がある人物と中身がないただの意識高い系を見抜くただ一つの方法は過去の実績(経営者であればつくったプロダクト)をみることだ。
ビルゲイツはウィンドウズをつくり、ジョブズはMac、iPod、iPhone、iPadをつくり、ジェフ・ベゾスはamazonをつくった。日本を代表するテレビショッピングをつくった高田明社長を批判するホリエモンは一体何のプロダクトをつくった人なのだろうか。その社会的意義を見つめ直したい。
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