日本人にだけ読めないフォント「Electroharmonix」が面白いと話題に!
netgeek 2015年10月19日
|
「Electroharmonix」という一見カタカナに見えてしまうフォントが非常に難解だと注目を集めている。しかし、カタカナを読むことができない外国人にはなんとスラスラ読めてしまうというのだから驚き…。
現在ネット上で大変話題になっているフォントはこちら!Twitterでは21,000以上もリツイートされている。
なんじゃこりゃああああああ!!!どう見ても意味不明なカタカナが羅列されているだけにしか見えないこちらは実は外国人が作成したオリジナルフォント。アルファベットを一つ一つ日本語の形に似せて制作した。
▼対応表。B、Hなんかはちょっと無理がある気もする。山がW、ソがyを表しているのは秀逸だ。
ちなみに答えはこちら。
It has been a terrible day for Darren,for he was lost without Jeff,and the thought that he might never see the poor dude again nearly drove him bananas.
その日はダレンにとって最悪の日だった。彼はジェフとはぐれて道に迷い、もう二度と会えなくなるかもしれないと、とても辛い思いをした。
▼フォントには数字版も用意されている。8は日で表しているぞ。
▼特殊記号もあり。イコールは〓(げた)、アスタリスクは米にするなど、かなり工夫しているのが見て取れる。
このフォントについて制作者は次のように語っている。「フォントをつくった時点では私は日本語ができなかったのです。その後、奇遇なことに日本に引っ越すことになり、日本語を勉強しました。そのせいでスラスラ読めた当時とは違い、今ではすっかり読むのが難しくなってしまいました」。
何かを得ると見えなくなるものがあるということを学んだ気がする。なんだか哲学的だ。
そういえばどこかの佐野研二郎とかいう人もオリジナルフォントをつくっていたような…。最近のことなのにやけに懐かしく感じる。フォントはdafont.comからダウンロードすることができるので興味があるという人は是非ご利用あれ。