【祭り】アートディレクター中島英樹が佐野研二郎にデザインをパクられたことがあると怒りの告発
netgeek 2015年8月31日
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次々と盗作が見つかる博報堂出身の佐野研二郎氏に対して、中島デザインの中島英樹代表がFacebookにて、「佐野研二郎にデザインをパクられたことがある」と怒りの告発を行った。
もともと中島英樹氏は佐野研二郎氏を擁護していた人物だ。
Facebookでは「(佐野研二郎氏に対する)個人攻撃はやめましょうよ」などと周囲をなだめ、エンブレムの代替案としてつくられた扇のロゴに対しては「汚い」とコメントし、佐野研二郎案を持ち上げる態度をとっていた。それゆえネット上では、利権の下で互いに仕事を融通しあう通称「ダサイクル」の中にいる人物と捉えられてきた。
しかし、タイポグラフィの巨人ヤン・チヒョルト氏の作品が模倣されたと知って態度を急変させる。
佐野研二郎氏のTwitterでは博覧会に行っていたという証拠のツイートも見つかったため、完全に黒であることが確定。疑惑が確証に変わるとともに、中島英樹氏は意見を完全に変えた。
参考:「個人攻撃止めましょうよ」と佐野研二郎を擁護していたデザイナー、確たる証拠を目の当たりにして自分が攻撃し始める
そして驚いたことに、自身も佐野研二郎氏にデザインをパクられたことがあると衝撃的な告白をしたのだ。
当時は偶然似てしまうことや真似されても仕方ないという諦めの気持ちでいたが、やはりここまで悪どいことをやっていたと知って気持ちが変わったようだ。
▼他のデザイナーはどうして佐野研二郎氏に怒りの声をあげないのかと正直な気持ちを吐露する。
フリーで仕事をしている自分とは違い、広告代理店から仕事をもらっている立場なのでそこまで言えないのかと核心をついた言葉まで飛び出した。
そして改めてFacebookに怒りの投稿を行う。もともとは佐野研二郎氏のことを応援していただけに裏切られたという気持ちが強いようだ。
今後の付き合いや仕事のことも顧みず、ここまで率直に意見を表明した業界関係者は中島英樹氏が初めてだ。中島英樹氏はこの他にも「我々の夢を粉々にしたね」「僕は、本来ある姿の攻撃に転じます」などと投稿し、不正を一切許さない姿勢をみせている。
対して佐野研二郎氏はTwitterを乗っ取られたとよく分からない説明をし、満足な説明すらせずに雲隠れしてしまう始末。
サントリーのトートバッグの問題は「部下がやった」と言ったきりでその後に見つかった無数の疑惑については一切説明していない。正々堂々と表舞台に出てくるか、謝罪するかのどちらか二択を選んでほしい。このまま雲隠れするのは許されない。
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