【速報】青色1号で脊髄損傷が治ることが判明。ただし体が青くなる副作用あり。
netgeek 2015年7月20日
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食品添加物「青色1号」をマウスに与えると脊髄損傷が治ることが最新の研究により明らかになった。海外サイトWIREDが報じている。
参考:Blue Food Dye Treats Spine Injury in Rats
まずはこの驚くべきマウスを見てほしい。なんと体が青くなっているではないか!
こちらは脊髄を治療中のマウス。青色1号と同じ成分の薬品を投与したところ、他のマウスよりも圧倒的に早いスピードで治っていくのが確認された。ただ一つだけ副作用があり、それは体が青くなってしまうということ(毛は白色のまま)。
ちなみにこちらはごく普通のマウス。
見比べてみると違いは歴然。もともとはピンクがかった肌をしている。
青色1号を舐めると舌が青くなるのはみなさんご存知の通り。あの現象を思い浮かべれば、青色1号の成分が神経を覆って保護してくれるという効果も理解しやすいだろう。
研究チームは偶然にも青色1号の成分が神経の炎症を抑える働きがある薬品と類似していることを見つけた。これまで誰もこの効果に気付かなかった理由について研究チームは「これまで食品科学は神経科学と全く別の領域であったため、誰も実験を行おうとしてこなかった」と述べている。
青色1号は食品に使われているポピュラーなもので、非常に安価なことが特徴。
治療が難しかった脊髄損傷の画期的な治療法になるのではないかと期待を集めている。研究チームは今後、政府の支援も求めながらさらなる研究を続けていく計画だ。
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