【速報】オリコン運営のバイラルメディア「ORICON.TV」が突然閉鎖
netgeek 2015年2月27日
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東証JASDAQ上場のオリコンが運営していたバイラルメディア「ORICON.TV」が本日2/27、突然サービスを終了しサイトの記事が見られなくなった。
サイトにアクセスするとデカデカと「サービス終了のお知らせ」が!ええええええ!?
サービスを終了する理由は公開されていないが、おそらく率直に言って「儲からなかった」ということなのだろう。人件費やサーバー代を広告収入でまかなえず、また将来性もないと判断されたものと思われる。
Twitterは1つのツイートのみを残して過去のツイートを全削除。残ったものはネイティブアドの契約の関係で消せなかったのかもしれない。
潔いといえば潔いのだが、@oricontvはせっかくフォロワーが11,000人もいるのにもったいない。このアカウントはどうなってしまうのだろう。
24,000いいねを集めているFacebookページも同様に過去記事が綺麗さっぱり消されていた。
やはりバイラルメディアはアクセスを集めて儲けるのが相当難しいに違いない。netgeekもつい先日、netgeek編集長が号泣しながら語る「バイラルメディアが儲からない7つの理由」という記事を公開して本当に稼げないのでオススメしないと警鐘を鳴らしたばかりだ。
過去には、大変注目されていた大手バイラルメディアであるトレンダーズ(いまどうが)、サイバーエージェント(sharely、Omorrow)、家入一真(dropout)などが続々と撤退を決めている。
もはや日本のバイラルメディアはグルーポン、ペニーオークションと同じような末路をたどりつつある。海外で猛攻をみせるBuzzFeedとの違いは市場の大きさだろう。いくらバイラルされる記事をつくっても日本語で書いている以上は最大で1億2700万人しかターゲットになりえないが、これが英語だと世界中の数十億人に拡散される。
今後も日本のバイラルメディアはどんどん閉鎖していくだろう。
2015年に入ってからすでに新規参入はかなり減ってきている。あと数年もしたら「一体あのブームは何だったんだ」と言われるようになっているだろう。
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